国際交流はもう古い
急げ!民際交流と多文化共生

にしゃんた
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人権・平和

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タレント 羽衣国際大学 教授 ダイバーシティスピーカー(多様性の語り部)
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提供する価値・伝えたい事

僕がはじめて国際交流の集いに参加したのは、来日わずか2日日であった。
美味しい酒を飲めて、チヤホヤされて帰りは手土産までもらえる。「日本は外国人にとって天国?」は日本の当初の印象でした。
今も週末にもなれば国際交流の誘いが欠くことはありません。

ある時僕は、京都の東九条という町で、一人の外国人女性と出会った。
彼女はバラック小屋に住み、子供返りをして日本語もしゃべれない老婆だった。そこは4人に1人が外国人という、京都市内でも一番国際化された町だったのに。

皆、日本に夢を抱き、日本のために生涯を捧げていた。
しかし、彼女などは、国際交流の場に招かれることもなければ、孤独に死を待っている。ほとんどの人がその現実を知ろうとしていない。
「国際化」や「国際交流」という言葉が流行して久しいが、国際交流とは何か。
もしかして日本の国際化は間違っているのではないか?
日本の国際化活動は多数派本位で展開されているのではないか?

華やかな国際交流に隠れたもう一つの国際化の現実を語りたい。

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