職場における救急マニュアル
負傷から治療、症状固定、治ゆに至るまでの安全対策を説く

浅見自生
あさみよりお

浅見自生
あさみよりお

元 労働基準監督署長 元 主任労働者災害補償保険審査官
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提供する価値・伝えたい事

我が国は、労働災害防止のための対策も医療水準も世界のトップクラスにあると言われていますが、災害が発生した後の安全対策(被害の最小化、被害の拡大防止対策)については、極めて立遅れた状態にあります。労働災害を調査してみると、死亡した労働者の5〜10%は、負傷した後の不適切な対応が原因して死亡しています。また、負傷した後の不適切な対応がもとで休業期間や療養期間が長引いたり、予想もしない後遺障害が生じたりすることが珍しくありません。この災害発生後の不適切な対応が、被災者を始めとする多くの方々を苦しめ、事業場に計り知れない損失をもたらしています。
これらの問題を解消するため、労働基準監督官時代から調査研究を続け、救急救命医の医学博士・山崎淳之祐先生の指導を仰ぎながら「職場における救急マニュアル」として完成させました。講習会においては、豊富な経験と事例を織り交ぜながら体系的にお話しします。

内 容

・死亡した労働者の5〜10%は救命できる!
・負傷した後の不適切な対応事例を満載
・負傷してから医師の治療を受け症状固定・治ゆに至るまで、その時々で注意すべき事項と対処法を詳解
・負傷した後の不適切な対応がもたらす損失の数学的考察
・望まれる事業場の救急体制
・被災者の目線で考える。

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