想定する対象者
子どもに自信を持った生き方をしてほしい親・教師
提供する価値・伝えたい事
最近、中学生・高校生で自己肯定感の持てない(自分に自信がない)子どもが増えています。この原因は、家庭や学校で、親や教師から褒められたことがないことだそうです。
子どもに関わる大人のポジティブな考え方、物の見方が子どものよいところを見つけ、さらには褒めるということにつながります。
この講演では、子どもに関わる大人がどういう物の考え方をすればよいのか、ポジティブ思考を持つためにはどうすればよいのかということをお話しいたします。
内 容
パナソニックの創業者松下幸之助は採用面接の際に「あなたは運のいい人間ですか?」と質問をして、「はい、運のいい人間です」と答えた者のみを採用したそうです。松下幸之助の言う「運の良さ」とは「ポジティブ思考」のことです。
ポジティブな考え方ができる人間というのは、他人のいいところを見つけることのできる人間だということです。すなわちポジティブな物の見方ができる人間は、人のいいところを見つけてほめることができる人間です。
ほめられた子どもは自信を持って育ちます。とくに3~12歳でほめて育てられた子どもは、思春期になって自己肯定感を持った生き方ができるようになります。
では大人がポジティブな思考になるためには、どうすればいいのか?
一つ目は言葉づかいをポジティブにするということです。「~ない」「ダメ」というような否定的な言葉を使わないようにするだけでも、ずいぶんとポジティブになります。
二つ目は日ごろから人のいいところを見つける訓練をすることです。まずは自分のいいところを100個書いてみます。子どものいいところも100個書いてみます。こういうことを繰り返していると、だんだんポジティブな考え方になってきます。
三つ目はユーモアを磨くことです。ハーバード大学医学部の卒業講義でも、学生に向かってユーモアのある講義がなされています。笑いのある家庭、学校づくりをすることがポジティブへの近道です。
業務外の講師への取次は対応しておりません。