想定する対象者
若手社員、従業員
提供する価値・伝えたい事
会社が何かを決める際には通常①責任者が自らの責任で意思決定をするか
②関係者が集まった会議で決定するか③そして「稟議書」による方法の3通りがあります。
この講座はその内、決済が得られやすい「稟議書」の書き方について講義と演習を行うものです。
会社の組織を動かすにはどうしたらよいか。「稟議書」に関わる説得術、そして根回し法についても学びます。
内 容
第1部(午前の部) 説得力ある稟議書の書き方(講義)
①稟議書とは何か
●典型的な稟議書の実例
●稟議書の特徴と意味=「多数決」や「会議議決」と大いに異なる
●わたしが経験した稟議書の成功例と失敗例
②稟議書は上長にどう読まれているか
●説得力のある稟議書はここが違う
③稟議書作成のポイント
●問題発見能力の重要性=仕事の起源は「問題発見」
●目的=何のために実施するのか
●計量効果=それをやることによりどんな良いことがあるのか
④稟議書が作成される場面
●イベント開催もしくは参加に関するもの
●物品購入に関するもの
●使用や貸与に関するもの
●接待交際費に関するもの
●海外出張旅費に関するもの
●新規取引に関するもの
●人の採用に関するもの
●新規事業に関するもの
●上記以外で決済が必要と思われるもの
⑤稟議書の書き方
●稟議書に盛り込む項目
●「目的」と「効果」が最重要
⑥組織は「稟議書」だけでは動かない
●説得能力の重要性
●説得とは「納得」を求めること
●暗示と証拠を盛り込め
●相手のプライドを傷つけるな
●「根回し」の重要性
●根回しのチェックポイント
第2部(午後の部) 稟議書作成と説明の演習
●個人別又はグループ別に次のテーマで稟議書を作成
①Web検索連動型広告手法導入の件
②営業所ビル屋上の大型看板設置の件
③営業用車両リース実施の件
④受付嬢ロボット導入の件
⑤学生アルバイト採用の件
⑥新製品見本市への出展参加の件
⑦部対抗社内サッカー大会開催の件
A.個人別またはグループ別発表会とディスカッション
B.ワークショップ
上長と作成者(担当者)に役割を分け「説明」「説得」の訓練
業務外の講師への取次は対応しておりません。