超高齢社会の転ばぬ先の杖 ~ 成年後見制度について ~

石本哲也
いしもとてつや

文化・教養

石本哲也
いしもとてつや

オフィス・クローエ 代表 石本塾 塾長 大阪市生涯学習インストラクター
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想定する対象者

一般社会人 特に、高齢者の方とその家族
高齢者の介護に関わる方
成年後見制度の基本について知りたい方

提供する価値・伝えたい事

今の日本は、超高齢社会の到来により、お年寄りの介護について大きな問題を抱えています。でも、実際に大変のは、高齢者本人以上に、高齢者を介護する家族の方です。

 認知症などにより判断能力が衰えると、金融機関との取引ができない、介護サービスの契約が結べない、などの問題が生じてきます。また、悪質商法の被害にも遭いやすくなるといえます。

 そこで、本人に代わって、家族の方等が法的にきちんと対応できるようにするとともに、悪質商法などの被害から守るための制度が法定後見制度というものです。

 一方、今現在はしっかりしているが、将来、判断能力が衰えた場合に備えて、信頼できる人と約束をしておくものが任意後見契約です。

 いずれも、利用件数は増えてはきているものの、まだまだ、十分ではありません。これは、多くの方が、その内容や必要性についてご存じないからだと思われます。

 これらの成年後見制度についてわかりやすく解説します。

内 容

○成年後見制度とは
○法定後見と任意後見について
○制度利用の手続きについて
○見守り契約について

根拠・関連する活動歴

行政書士として、成年後見に関しての相談や手続き対応(司法書士と共に)の経験を有すると共に、成年後見人、見守り業務を務めた経験などもあります。

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