想定する対象者
不況を乗り越えるための新たなビジネス発想を得たいと考えている経営者、ビジネスパースン
「100年に一度」と呼ばれる不況にあって、企業もビジネスパースンも、自らの生き残り策を何とか模索していかなければなりません。
今までやってきたことを、そのまま継続していたのでは、同じ結果しか得られないことは明らかです。
しかし、「何か新しいことをしなくては・・・」とわかってはいても、いったい何をすべきなのか、なかなかアイデアが浮かばない。そんな悩みを抱える企業やビジネスパースンも多いことでしょう。
一方、どんな状況にあっても、次から次へと新たなアイデアを発想し、次から次へと打ち手を考え、着実にそれを実現し、大きな成果を出す人もいます。
「あぁ、自分にもそんな豊かな発想力があったらいいのに・・・。」
そう思わずにはいられないでしょう。
そんな悩みを解決するのが、このセミナーです。
提供する価値・伝えたい事
講師自身、駆け出しのコンサルタントだった頃、自分の発想力が足りないことで悩んだ時期がありました。
知恵や発想が泉の如く湧き出るようなコンサルタントになれれば、クライアントにもっとお役に立てるはず。どうすれば、そうなれるのだろうか・・。
多数のビジネス書も読みました。おかげでたくさんの知識を身につけることができました。ですが、発想が豊かになった実感は得られません。
そこで目をつけたのが、新聞記事です。新聞に掲載されるさまざまな企業の取り組みは、まさに「生きた事例」です。情報として読むだけでなく、それらをベンチマークすることで、コンサルティング に役立てることができるのではないか。
全くオリジナルな発想を生み出せるのは、ごく一部の天才と呼ばれる人たちだけでしょう。ですが、新聞記事の「生きた事例」をベンチマークすれば、凡人でも、それをきっかけとして、どんどんと発想を生み出していくことができるのです。
その時以来、新聞の読み方が大きく変わりました。それを習慣化するために、メールマガジン「経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則」を創刊し、非常に多くの読者からの支持をいただくようにもなりました。
そして何よりも、新聞記事を読み解く訓練を積むことで、新たなビジネス発想を生むコツがわかってくるようになりました。おかげでクライアントへの提案の質も量も、飛躍的に充実するようになりました。
さらに興味深いことに、ビジネス書で学んだ知識を、新たな発想を生むために活用できるようにもなりました。新聞記事の読み方を変えたことで、ビジネス書の読み方も変えることができたのです。
このセミナーでは、私の新聞記事の読み方をご紹介すると共に、そこから新たなビジネス発想を生むための具体的な手法や事例を惜しみなくお伝えします。
内 容
【講演レジュメ】
○イントロダクション
・なぜ、「新聞記事」なのか?
・なぜ、「発想力」なのか?
・なぜ、【超】なのか?
・なぜ、「鍛える」なのか
○このセミナーが目指すもの
・新聞を「カタログ」のように読む
・新聞をアウトプットツールにする
・感情移入して新聞を読む
・発想プロセスを体感、体得する
・新聞を、無限の発想の入口にする
○「発想」について考える
・「ビジネス発想力」って何?
・「発想力」のある人って、どんな人?
・「発想力」の強化法あれこれ
○ビジネス書と新聞の違い
○記事の読み方の3つのレベル
・レベル1:記事をそのまま自社に適用する
・レベル2:記事を読み換えて自社に適用する
・レベル3:記事の発想プロセスを分析する
・レベル1~3のケーススタディと分析例
・レベル4(おまけ)
○新聞記事で発想力を磨く心構え
・フレームワークを仕入れ、記事に当てはめてみる
・たくさんのインプットを心がける
・感情を刺激する
・発想の感性を鍛える
・発想ロジックを体得、定着させる
○特に注目すべき記事とは?
・一見、常識の逆を行くと思われる事例
・逆風下で業績が伸びている企業の事例
○さあ、やってみよう!
○例題:(当日の新聞記事より)
○ワークシートによる実践演習
○まとめ
【所要時間】
・2時間程度が標準ですが、ワークを増やすことで、1日講座化も可能です。
根拠・関連する活動歴
日経記事から発想を得て解説する日刊メールマガジン「経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則」を1999年10月から発行。購読者数45000人。10年間にわたり、毎日、日経記事を読み解いてきた講師ならではできる、希少性の高いセミナーです。
業務外の講師への取次は対応しておりません。