想定する対象者
激変する経営環境において、役員・幹部としての備えは十分ですか?
提供する価値・伝えたい事
不正・不祥事に足下をすくわれず、激変する経営環境において、持続的発展・事業継続を目指す役員・幹部としての役割は、より一層、重要なものとなっています。
役員・幹部の法的責任・リスクマネジメントや、様々なステークホルダー(利害関係者)への対応・説明責任など、コーポレートガバナンスを巡る対応も、日増しに重要性を帯びています。
本研修では、新任役員・幹部に必須のポイントを重点解説致します。
内 容
1.社会における企業経営の役員・幹部の押さえておくべき法的ポイントは?
・善管注意義務、忠実義務、監視義務とリスク管理体制整備のポイント
・取締役と執行役員の違い、ジャッジメント・ルールという経営裁量とは?
・利益相反取引、損害賠償責任、特別背任、利益供与、贈収賄などのワナ
2.なぜ、どんな場合に役員の責任が問われたのか?
・企業不祥事の事例考察: 監視・監督責任としての不正・不祥事例、
従業員の不正例、情報流出、非正規社員・協力会社の不正など
3.なぜコンプライアンス・内部統制を役員が率先して進めることが重要なのか?
・役員の過失責任が問われる「不正を許さぬ風土・組織体制づくり」
・会社法/金融商品取引法(J-SOX)における内部統制のカバー範囲の違い
・コンプライアンス・内部統制の実効性向上への体系的理解
・労働法や独禁法をはじめとする役員・幹部が留意すべき法的ポイント
4.企業健全化プログラムのステップごとの理解(研修時間等に応じたオプション)
・現状把握、教育・体制整備・構築、危機管理広報対応など
5.質疑応答
業務外の講師への取次は対応しておりません。