原子力・放射線の基礎知識と放射線防護

井上浩義
いのうえひろよし

安全管理・労働災害

井上浩義
いのうえひろよし

理学博士/医学博士 慶應義塾大学医学部教授
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提供する価値・伝えたい事

放射線が発見されたのは1896年のことです。放射線は、原子爆弾や原子力発電所事故などで「怖い」印象が強いのですが、一方で、工場の検査や滅菌、あるいは医療分野ではなくてはならない科学技術の一つとなっています。この講演では、放射線が、自然界に存在すること、放射線の性質、放射線の利用、放射線の身体への影響などを豊富なスライドを提示しながら解説させて頂きます。
私は、この10年間で子どもたち2,500名以上にこの放射線の話をして参りました。また、保護者や小中高等学校の先生方への講演も20回を超えています。来年度から学習指導要領の改訂により、中学校理科で放射線が教えられるようになりました。この機会に、BenefitとRiskの双方を併せ持つ科学技術の代表である放射線を通して、利益相反の科学技術について考えてみませんか。

内 容

・放射線の種類と防護方法
・放射線の身体への影響
・医療における放射線の利用
・原子力・放射線に関する法規制
・原子力発電の基礎知識
・原子力・放射線事故時の対応
・原子力・放射線の国際利用と日本の位置付け

根拠・関連する活動歴

放射線に関する学会等:
・日本アイソトープ協会(各種委員歴任)
・日本保健物理学会(各種委員歴任)
・日本原子力学会
・国際原子力機構(IAEA)などでの発表歴有

その他:
・放射線に関する著書・論文多数

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