想定する対象者
・一般の方々
・小学生、中学生、高校生、学生全般
・保護者、教職員
・医療、福祉関係者 など
福祉国家として羨望の的であるデンマーク。
生活者視点から見えた、その「北欧型モデル」の光と影。
提供する価値・伝えたい事
デンマークといえばアンデルセン。
ほかにも陶磁器のロイヤルコペンハーゲンに銀器のジョージ・イェンセン、ハムやチーズの乳製品と、
デンマーク名物数々ある中で、特に現代において忘れてならぬもののひとつが、高度な社会保障制度です。
デンマークでは教育も医療も福祉も、すべて無料で受けることができます。(もちろん例外はありますが)
その代わり、日本の比ではないほどの高い税金を納めなくてはなりません。
高負担・高保障というわけですね。
私自身、学生時代はこの制度の恩恵をありがたく受けた一人です。
反面、社会人となり、より様々な経験を経てからは、この制度に対する疑問・不安も肌で感じることとなりました。
物事は表裏一体、よい面があれば、必ずその裏もあります。
実際住んでいなければわからなかったことかもしれません。
特に病院に関しては、涙なしには語れないような体験も一度ならず味わいました。
それもみな、私が日本で生まれ育ったがゆえ、日本のシステムを無意識に当たり前と思っているからでしょう。
国の大きさも人口も違うことで一概には言えませんが、いずれにしても他の国のシステムを知ることは、母国について
考える上でも大きな発見となります。
今後、日本の社会保障制度においてどのような可能性があるのか、
一人ひとりが考え、思い描いていくことが第一歩となるのでしょう。
内 容
※プログラム内容、講演時間はご相談に応じます。
※講演時間によっては、「アンデルセン・コンサート」と組み合わせることも可能です。
【講演内容】
○デンマーク概要
・国の様子
・税率
・物の値段
・人々の暮らしぶり など
○デンマークの医療制度
・病院の仕組み
・私の体験
・知人の体験 など
【演奏曲例】
・みにくいアヒルの子
・人魚姫
・イブと小さいクリスティーネ
・ナイチンゲール
・火打箱
・ニワトコおばさん 他
根拠・関連する活動歴
・デンマークに音楽留学。学生として、その後は音楽家として、通算11年をデンマークで暮らす。
業務外の講師への取次は対応しておりません。