想定する対象者
中小事業者の専任もしくは兼職の安全担当者又は衛生担当者
現在も、ほとんどの事業場で行われている、価値&基準に基づく評価をもたない『なんでもかんでも・トピックスな課題への全方位』の安全衛生活動は、労力多くして、成果は伴っていないのが現状。
それゆえに継続性・発展性が見えてこない。
提供する価値・伝えたい事
担当者の方々に『安全衛生技術』という『概念』を知っていただき、
安全技術者・衛生技術者としての立場を認識されることにより、職務がスムーズに遂行できるようになればと願う。
最初に、『安全衛生・安全衛生管理』技術(労働災害防止技術)について概要を解説。
つぎに、労働災害の防止のための安全衛生技術・安全衛生管理技術を理解していただくために、『安全衛生技術』・『安全衛生管理技術』について体系的・具体的に、自ら経験した導入指導事例に基づき、労働安全衛生マネジメントシステム(ひとつの技術)の導入指導の方法や進め方やコンポーネント(部品)についての講演を行う。
内 容
主題 【OSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)はどのように構築されたか】
<以下副題> ※主旨・目的に応じて内容構成致します。
□マネジメント論としての、環境マネジメント・安全衛生マネジメント・リスクマネジメント(予防)から
クライシスマネジメント(結果に対する)まで
□法全般(現行制定法数約1800)の目的を踏まえた事業場に適用される法規制(法的要求事項)リストの作成と
チェック体制構築、法改正のチェックまでの方法について
□ワイヤの点検と管理(安全性・経済性・効率性の観点から)について
□保護具とは、正しい着用、その着用の意味について
□リスクアセスメントについて
□生命とは、神経系や分泌系をふまえた呼吸器系の労働生理学について
□安全衛生管理技術の基本事項である『3つの共有』について
□犯罪成立要件(法と規則・有責性・該当性・違法性)とは
□労働災害減少の3つの主な要因とは
□機械・設備・用具・保護具・防護具から安全工学・衛生工学の世界まで
□5Sからニュー5Sへの展開とは(作業場の状態から人の行動への対応)
□安全衛生教育はなぜ必要か
□職場における健康管理とは、なぜ必要か、その役割とは
□生産と安全衛生の経済性・合理性・効率性・共有・階層性とは
□安全衛生教育とは、システム教育とは
根拠・関連する活動歴
<経験と経歴>
私の安全衛生にかかわる経験は、
・1986年からの17年間の企業内での安全衛生・安全衛生管理経験
・2007年からの5年間の労働安全衛生コンサルタントとしての中小事業場へのコンサルタント経験
・2008年からの4年間の行政の安全衛生相談員での行政経験
・2008年からの2年間のコンサルタント会支部運営での事務マネジメント経験
・2005年からの7年間の労働安全衛生専門の研究を続けている内容に基づいての講演を行っている。
(社)日本労働安全衛生コンサルタント会員(CSP・COH称号使用)/KSBK(岡山)会員/マネジメント監査員登録
業務外の講師への取次は対応しておりません。