想定する対象者
従業員の健康を重視する会社の社員・経営者、メンタルヘルスケアの担当者、リスクマネジメントの担当者
提供する価値・伝えたい事
最近の産業保健で重要性を増す、過重労働とメンタルヘルス対策。そのどちらにも、睡眠の問題が深く絡んでいます。たとえば、時間外労働が増えるにつれ、睡眠時間が削られていきます。そして、睡眠不足による注意力や思考力の低下により、ミスや事故が増え、労働者と企業に被害がもたらされます。スリーマイル島の原子力発電所やスペースシャトル・チャレンジャー号の事故も、睡眠不足が遠因でした。また、睡眠不足が長く続くとうつ病の発症を招き、最悪の場合、自殺にまでつながってしまいます。
このように、いろいろな問題の源流にある睡眠障害ですが、残念ながら真剣に取り組んでいる企業は、まだ少ないのが現状です。また、睡眠に関する知識を得ても、それを実行するのは難しいものです。私の講演・ワークショップでは、まず、睡眠に関する正しい情報をお伝えして、間違った知識や思い込みをなくしていただきます。次に、コーチングのスキルを使って、聴講者・参加者がすぐに実践できるようにお手伝いします。
内 容
1.睡眠障害が原因となった重大事故の事例を紹介
2.睡眠の質を改善するためのアイデアを提示
3.アイデアの内容を、科学的根拠に基づいて分かりやすく解説
4.受講者が、実行したいアイデアを選択
5.そのアイデアを実践する方策を、受講者同士でディスカッション
6.実行の決意表明
業務外の講師への取次は対応しておりません。