想定する対象者
ちょっとしたミスでも命取りになる仕事でありながら、ちょっとしたミスが発生しやすい職場で働いている方々、および指導しなければいけない方々
食の安全が叫ばれて久しいですが、昨年の震災以降、殊に生活者の意識は生産者に対して厳しくなっています。
そんな中でヒューマンエラーによる小さなミスがなくならないということは生活者の不信を増大させてしまいます。
大きな事故になる前に、ミスや疎漏は小さいうちに潰しておかなければいけません。この認識を食に関わる方は常に新たにすべきです。
提供する価値・伝えたい事
環境要因や構造的な問題というのはすぐに解決するのは困難ですが、ヒューマンエラーは正しく気をつければすぐになくすことができます。
すぐに直せることはすぐに直さなければいけません。時間をおき解決を遅らせると、それだけ問題は大きくなり、いつかは解決不可能な状況に陥ります。
乳業に関わらず、あらゆる仕事は正しい行動法を徹底実践すれば「あるべき姿」を維持することができます。ヒューマンエラー撲滅の基本的な手法を共有し、かつ継続できる手法も共有していただきます。
内 容
1.ヒューマンエラーはなぜ発生するのか
①コミュニケーション不全
②行動基準の不全
③手法共有の不全
2.ヒューマンエラー撲滅の手法
①チェック項目は箇条書き表現
②行動基準はグタイテキに
③連絡系統をシンプルに
3.改善が継続するための工夫
①共感を共有する
②結果をはっきりさせる
③win-winの指導を意識する
以上について、
・トヨタ生産方式
・NLP方式
の発想を基にわかりやすく解説し、受講のみなさんにも考察していただきます。(所要 90分)
業務外の講師への取次は対応しておりません。