想定する対象者

国内外のビジネス市場は、世界経済のグローバル化により急速に一体化する時代を迎え、今後、グローバル・スタンダードな観点からのコンプライアンス経営が求められている日本企業の経営者。
近時、オリンパス粉飾決算事件、AIJ年金不正事件、さらに、公募増資インサイダー事件といった日本企業による不祥事が発生し、国内外の投資家や取引先は日本企業の従来からの経営体質に不信感を強めています。

このような状況を鑑みますと、経営者自らコンプライアンスに対する正確な理解を深め、世界に通用するコーポレート・ガバナンスを踏まえたうえで、企業経営していくことは、これからの日本企業の経営者にとりましては喫緊の課題と言えます。

提供する価値・伝えたい事

そこで当セミナーでは、グローバル時代の企業に求められるコーポレート・ガバナンスとそれを支えるコンプライアンス経営について、大手外資系金融機関で10余年にわたりコンプライアンス部長、コンプライアンス担当役員の経験を有する講師が、実務の観点から分かりやすく丁寧に解説します。

内　容

【講演内容】
１．日本企業のコーポレート・ガバナンスに対する海外からの批判
２．コーポレート・ガバナンスとは？
３．コンプライアンスとは何か？
４．社会環境の変化
　　　　～企業行動にコンプライアンスが求められている～
５．求められるコンプライアンス経営
６．質疑応答

時間：90分～120分

根拠・関連する活動歴

大手外資系金融機関での10年以上にわたるコンプライアンス管理業務を通じ、高度な国際ビジネス感覚とコンプライアンス専門知識備えている。また、日系大手証券会社の駐在員として、ドイツに５年間駐在し、２年間は、フランクフルト副社長、３年間はベルリン駐在員事務所長として、現地ビジネスの執行、現地社員の管理に携わった経験を有する。

セミナー講師履歴
①「J-REIT（不動産投資信託）に求められるコーポレート・ガバナンス～グローバル・スタンダードなコンプライアンス体制のあり方～」
平成24年4月6日、および平成24年6月21日開催（2回開催）

②「コンプライアンス・マネジャー講座～国内外の要請に対応したコンプライアンス体制の構築～」平成24年9月28日開催予定