想定する対象者
・一般事業会社や金融機関などで監査のあり方に悩む方々
・JA(農協)などで監査のあり方に悩む方々
・内部監査人、監査役、監査法人の監査人、ISO内部監査人などの方々
など
激変する経営環境において、経営活動の一部でとして経営執行をみつめる監査活動が、旧来からの監査論・監査基準・監査計画に依存する心に、監査人の隙がある状況で、経営に資する監査や監査の質の向上にお悩みであったり、監査における閉塞感をお感じの状況など。
提供する価値・伝えたい事
監査はあくまでも監査人と被監査者という人と人とが関わる経営活動です。監査人の思い込みがグローバル環境下で海外子会社監査の判断をゆがめたり摩擦を生じさせたりしかねない問題があります。また、監査は永久不変の固定的なものではなく、監査も経営環境に応じて環境適応・進化していく必要があります。
本講演・研修では、監査の形骸化や思考停止などから脱して、実効性を高める監査のあり方のヒントやポイントについて、監査心理学に基づき講師独自の観点からお伝え致します。
内 容
【内容例】
・違和感を大切にする
・監査人も人間であり過ちを犯し得る存在であるということ
・懐疑心と猜疑心
・認知不協和による不正の正当化の仕組みと対処
・組織が陥りがちな3つの心理的陥穽・ワナ
・監査の形骸化と逆機能について
・不正の先行指標・結果指標という監査視点
・“Don’t think. Feel!”:先行指標らしきものを探す
・監査基準やチェックリストなどの「知的武装」解除
・キュリアス・チャイルド・アプローチ(CCP)
・納得感による実効性ある監査へ
・監査基準という「思考停止」、監査計画という「共謀罪」
・監査人の信賞必罰: 「叱る」こと、そして、「褒める」こと
・監査人の「思い込み」・「権威への服従」
・ベクトル&ガードレール・アプローチ
・現場主義という帰納法的な監査アプローチ
など
根拠・関連する活動歴
上場最大手企業から上場各社や各地JA中央会などでの経営指導、研修・講演など多数。
日本監査役協会の全国大会パネルディスカッションにてパネリスト登壇
青山学院大学「会計サミット」パネルディスカッションにてパネリスト登壇
JA長野中央会顧問(内部統制指導等)
など
業務外の講師への取次は対応しておりません。