想定する対象者
・IT経営においてクラウド活用でお悩みの方々
・ITベンダーでクラウドをお薦めする際に法的問題に頭を悩ませていらっしゃる方々
・IT部門や法務部門や弁護士の方々など、クラウドに関する法務的な観点でお悩みの方々
など
クラウド事業者の起こした不祥事や事故をみて、「クラウド=危険」と思い込んでしまっている状況や、従来からのIT環境は「これまで問題なかったからこれからも問題ない(はず)」と思い込んでいる状況や、官公庁が進んでクラウド化する中で自社がどう健全にクラウドを活用していけるかお悩みの状況など。
提供する価値・伝えたい事
クラウドありきの議論でもなく、また、従来からのIT環境に固執する議論でもなく、中立的立場からクラウドと法務的側面を見つめ直し、リスクとリターンを見極めたうえで各社がクラウドに関する意思決定がしやすいよう、クラウドと法務における見極めポイントを講師独自の観点からお届け致します。
内 容
【内容例】
・ITの重点的課題と展望
・国内パブリッククラウドサービスの動向・展望
・クラウド損害保険・クラウド供託制度の概念
・クラウド格付け制度の概念
・クラウドと法務の全般的な論点
・準拠法と管轄法廷の論点
・米国パトリオット法とE-ディスカバリーの論点
・アップルv.s.サムスンの特許訴訟におけるE-ディスカバリーの実態
・クラウドと独占禁止法関連の論点
・クラウドと消費者契約法関連の論点
・クラウドと個人情報保護穂法関連の論点
・クラウドとM&Aや海外現地業法などの論点
・SLA(サービスレベルアグリーメント)の課題と対応
・「クラウド損益分岐点」という考え方
・クラウド化リスクマッピング記述書による意思決定プロセス
・ITの管理会計的にみる「隠れたコスト」(Hidden Costs)
など
根拠・関連する活動歴
講師はクラウド統制の提唱者であり、日本クラウドユーザー協会会長でもある。
クラウド、IT統制、監査対応などの講演・指導・著書・寄稿等多数。
元、IT企業の(株)アシストで顧問として、IT統制の指導やIT統制ソフトの監修なども務めた。
業務外の講師への取次は対応しておりません。