メンタルヘルス対策~管理職が知っておくべきラインケアの基本

菅田芳恵
すがたよしえ

メンタルヘルス

菅田芳恵
すがたよしえ

社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー 産業カウンセラー、キャリアカウンセラー
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想定する対象者

企業の管理職及び、労働組合執行委員

提供する価値・伝えたい事

ストレスからメンタルヘルス不調になる労働者が増えています。そこで管理職としての部下の「いつもと違う」変化を感じることが早期発見、早期予防につながります。この研修では、ストレスとは何か、その要因、ストレス関連疾患やうつ病についての認識や部下のどんな言動に注意をすればよいのか学びます。
また、管理職自身のセルフケアについても実践をしていただきます。
講師は社労士として企業から多くの相談にのっていますので、多くの事例があり、さらに産業カウンセラーとして労働者のカウンセリングもしていますので、実際に現場ではどんなことがおきているのかお話をします。

内 容

(講演内容)
管理職として部下のストレスをできるだけ早期に把握し、対応することの重要性を認識します。さらに快適な職場環境を形成することが、管理職としての仕事の一つであることを確認し、コミュニケーションのとれた、何でも相談できるリーダーを目指します。

(研修カリキュラム)

1.ストレス診断チェック

2.講師が実際にかかわった最近の事例

3.メンタルヘルス不調が職場に及ぼす影響
 ・本人にとって
 ・職場にとって

4.コンプライアンス
 ・安全(健康)配慮義務
 ・個人情報

3.ストレスに関する基礎知識

4.メンタルヘルスに関する基礎知識

5.心身症、うつ病、適応障害等について

6.部下のメンタルヘルス不調への気づき方
 ・勤怠の変化
 ・業務パフォーマンスの低下
 ・職場での態度の変化
 ・メンタルヘルス不調が増加する時期

7.管理職自身のセルフケア
 ・身体面、行動面、精神面の変化
 ・ストレスマネジメント(ストレス対処法)
 ・アンガーコントロール
 ・睡眠
 ・ストレスに強くなる食品
 ・レクリエーション
 ・音楽療法とアロマテラピー
 ・リラクゼーション(心と体をリラックスさせる)
  ブレスエクササイズ、筋肉弛緩法、自律訓練法

8.心の健康問題に対する正しい態度
 ・心の健康問題に対する誤解
 ・職場の問題として考える
 ・リスクマネジメントとして考える

9.ストレスを軽減する声のかけ方、相談対応
 ・声のかけ方
 ・不調者への対応のポイント
 ・管理職が話を聴く意義
 ・話の聴き方
 ・不調が疑われた時の対応

10.管理職としての職場環境の改善
 ・安全配慮義務
 ・労災における職場環境問題
 ・働きやすい職場環境とは

11.グループワーク
  ・相談対応のロールプレイング
  ・ケーススタディ

(時間・回数)
上記のカリキュラムは5時間~6時間。
ただし、内容をコンパクトにすれば、2時間から対応可能

(人数規模)
ワークがなければ、人数は多くても可能。ワークがあると最大40名くらい。

根拠・関連する活動歴

(メンタルヘルスに関する活動実績)
・日本産業カウンセラー協会産業カウンセラー
・事務所にてメンタル不調者のカウンセリングを行う
・社労士として精神疾患の労災申請にかかわる
・社労士として企業のメンタルヘルスに関する制度作り、体制作りにかかわる

(メンタルヘルスに関する講演実績)
国の機関(60箇所)
自治体(5箇所)
製造業(5社)
情報通信業(3社)
介護福祉(8社)
印刷業(2社)
労働組合(2組合)
その他の組合、社団法人等(10箇所)

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