財務諸表を使った経営分析講座

川口宏之
かわぐちひろゆき

経理・総務・労務

川口宏之
かわぐちひろゆき

公認会計士
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想定する対象者

管理職/経営企画部門/IR部門/経営幹部など

・財務諸表の基本的な読み方は分かっているものの、実務での活用方法や具体的な分析手法が分からない
・管理職として恥ずかしくないレベルの会計スキルは身につけておきたい

提供する価値・伝えたい事

最近、新聞や雑誌で頻繁に登場する「ROE」「ROA」などの経営分析指標。言葉は知っている、計算式を知っている、という方は多いかと思いますが、それら指標を実際に「使いこなせるか?」「本質を理解しているか?」と問われると自信がない人が多いのではないでしょうか?経営分析指標は知っているだけでは意味がありません。使いこなせて初めて「役立つスキル」となります。決算書は企業の実態を映し出す鏡です。そして、決算書の数字を基礎とした経営分析指標を使いこなせれば、ビジネスにおいて驚くべき威力を発揮します。
本講座では、まったくの初心者でも理解できるように、主要な経営指標を簡単な図に置き換えて読み解く手法をお伝えします。また、近年重視されているキャッシュ・フロー経営についても図解で分かりやすく説明します。たくさんの企業のケーススタディを紹介するため、実践で使えるスキルを身につけることができます。
「決算書の読み方セミナー」とセットで、企業研修に導入するケースが多い研修となります。

内 容

<セミナー時間>
6時間程度

<人数>
10~60名

<特徴>
図を多用した分かりやすい研修
グループワークや発表等を多数取り入れた双方向の研修

<カリキュラム>
1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.財務3表を図解で確認
(1)B/S、P/L、C/Fを読み解く重要ポイントを図解で再確認
(2)数字の裏側を見抜くコツ

3.固定資産と減価償却
(1)固定資産とは?減価償却とは?
(2)耐用年数と減価償却方法
(3)設備投資の際にはここに注意!

4.主要な経営指標
(1)総資本回転率を図解で理解しよう
(2)総資本利益率(ROA)を図解で理解しよう
  ・スターバックス vs ドトール
(3)自己資本利益率(ROE)を図解で理解しよう
  ・小田急電鉄 vs 京王電鉄

5.キャッシュ・フロー経営
(1)P/L重視が招く経営の落とし穴
(2)利益と収支の違い
(3)取引フロー図を使って取引と会計の繋がりを可視化する
(4)黒字倒産に陥る2つの原因
(5)資金繰りを改善する具体的手法
 ・回転期間分析 
 ・CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)
  ・トヨタ vs 日産 ・ソニー vs アップル

6.まとめ
(1)本日の振り返り

根拠・関連する活動歴

延べ100社以上の企業研修・セミナー講師経験
大手監査法人での監査経験
証券会社でのIPO審査経験
ベンチャー企業でのCFO実務経験
会計コンサルタントとしてのバックオフィス支援業務の経験
著書『決算書を読む技術』(かんき出版)
連載『図解でわかる『決算書』の仕組み』(夕刊フジ)

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