想定する対象者
女性を中心に。(男性がいてもOK)
提供する価値・伝えたい事
理不尽な社会は、いったいどこからくるのでしょうか?
思うようにいかないことばかりで不満が募ってはいませんか?
東日本大震災を経て、社会の価値観が変わったような錯覚を覚えるかもしれませんが、実際にはどうでしょうか。原発事故によって生活が一変した人々と、そのほかの人々の暮らしは、すべてつながっているのです。これから子どもを産み育てる人、あるいは現在、子育て中の人には、ぜひ聞いていただきたいことがあります。
私は、ごくふつうの主婦から市議会議員になりました。それまで、PTAや環境調査活動はしたことがあっても、政治など程遠い生活をしていました。そんな私が、なぜその仕事を引き受ける気になったのかと申しますと、子どもたちの生きる環境を良くしたいという一心からでした。おかげで、誰にも真似のできないようなジェットコースターのような人生を送ることになりました。しかし、それは多くの女性の生き方に勇気を与える素材がたくさんつまった経験とも言えます。
社会で起こっていることはすべて、私たち大人に責任があります。ところが、社会と自分との関係性を正しく認識できていないと、かんたんに責任転嫁してしまいます。子育ても仕事も同じことが言えます。何事も、参加と共有が重要なポイントとなります。
私は、震災後、故郷の福島県いわき市に転居しましたが、ここでの暮らしで見えてきたことは、都会の人間が思っている以上に早いスピードで、環境は悪化しているということです。でも、私たちは、命を産み育む者としてあきらめるわけにはいきません。一人でも多くの人に、現状を伝え情報を共有し、希望の持てる社会に変えるために、なにができるかを実践していく義務があります。といっても悲壮感に満ちた生き方は、したくありません。
どうしたら、エンジョイしながらこの理不尽極まりない社会を変えてゆけるのか、ともに考える時間を持ちたいと考えています。
内 容
<レジュメ>
①議員の仕事、社会人の仕事
②環境問題はエンドレス
③福島県で起きていることは、みんなに起きていること
④ワクワクするような社会にしよう!
根拠・関連する活動歴
市民活動、市議会議員、津波被災地と仮設住宅の視察案内、ほか。
業務外の講師への取次は対応しておりません。