想定する対象者
組合役員の方々や職場委員の方々が、組合員のみなさんからさらに頼られ、よりよい組合活動に結びつけるために、組合員のみなさん~効果的に話を引き出し、問題解決につなげることができるよう、すぐに使える実践スキルをお伝えします。
労働組合の立ち位置がさらに難しくなる中、労号組合の存在意義が問われています。職場における課題や問題を、労働組合と言う中立の立場で引き出せるようになるには、組合員さんとのより深い信頼関係を結ぶことが求められています。
提供する価値・伝えたい事
なかなか口に出せない職場の課題を引き出し、その場で解決できることと、会社への発信とをしっかりと区別しできるようになる。また組合員の方との対話を通じて、信頼関係を深めるためのコミュニケーションのポイントをお伝えします。また、セミナー終了したらすぐに使える問題解決のためのスキルをお伝えいたします。
内 容
1.職場の課題や問題を引き出せていますか?
・相談に来てくれた組合員さんに納得して返ってもらっていますか?
・職場の課題を聴いても、アクションが見つからなくて困っている職場委員の方の悩みはどうしたら解決するのでしょうか?
2.問題解決のキモは、リスニングから!
・まずは相手と同じ目線に!視線の大切さ
・どうしたいと思っているのか?の「欲求」を引き出す
・今どうなっているかの「現状」を共感理解する
・どうしたらよいのかの「方法論」を一緒に考える
3.問題解決リスニング実践編
・相手が思わず本音を語ってしまう引き出しの技術
・信頼関係をより深める絶妙な返し方
・相手に絶対的な安心感を与える相槌の技術
4.労働組合の存在感を高めるために
根拠・関連する活動歴
私自身、会社員だった時、職場委員の経験で困ったことがありました。組合から連絡事項があっても、ただ回覧を回すだけで、説明をするのにも、年上のしかも学歴や経験も叶わない諸先輩方に何もできなかった記憶があります。どう伝えたらよいのか?また何を伝えたらいいのか?組合の勉強会などで頭では理解していますが、いざ現場となったら、全く話を聴くことも、問題など引き出せるわけもありませんでした。
会社を辞めた後にコーチングと出会い、この逆の体験をたくさんさせていただきました。歳も離れているし、経験もない私でも、コーチングで培ったリスニング力を使い、問題解決のサポートができるようになりました。
その中のエッセンスをシンプルに使えるものとしてお伝えできればと思います。
業務外の講師への取次は対応しておりません。