魅力的なまちづくりの流儀

髙木紀子
たかきのりこ

地域活性

髙木紀子
たかきのりこ

女神育成プロジェクト共同主宰 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター相双地域支援サテライト教育環境整備担当
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想定する対象者

まちづくり関連の業種の方、または経営者、一般市民、ほか。

提供する価値・伝えたい事

東日本大震災を経て、社会の価値観が変わったような錯覚を覚えるかもしれませんが、実際にはどうでしょうか。原発事故によって生活が一変した人々と、そのほかの人々の暮らしは、すべてつながっています。

 私は、ごくふつうの主婦から市議会議員になりました。それまで、PTAや環境調査活動はしたことがあっても、政治など程遠い生活をしていました。そんな私が、なぜその仕事を引き受ける気になったのかと申しますと、子どもたちの生きる環境を良くしたいという一心からでした。おかげさまで、ジェットコースターのような人生を送ることになりました。
 現職時代には、建設環境委員会が担当でした。国立市は「景観問題」で全国的に知られるようになりました。国立市だけでなく、個性的なまちづくりの事例をご紹介します。
 
 社会で起こっていることはすべて、私たち大人に責任があります。ところが、社会と自分との関係性を正しく認識できていないと、かんたんに責任転嫁してしまいます。まちづくりは「参加」と「共有」が重要なポイントです。

 私は、震災後、故郷の福島県いわき市に転居しましたが、ここでの暮らしで見えてきたことは、都会の人間が思っている以上に早いスピードで、環境は悪化しています。そんな中で、どのような意識で取り組めばよいのでしょうか。
 私たちは、次世代へバトンを渡す立場として、あきらめるわけにはいきません。一人でも多くの人に、現状を伝え情報を共有し、魅力的なまちに変えるために、なにができるかを考え、実践していく義務があります。と言いましても悲壮感に満ちた生き方は、したくありません。
 どうしたら、エンジョイしながら、理想的な未来を構築できるのか、私の話が、そのヒントになれば幸いです。

内 容

<レジュメ>
①議員の仕事、社会人の仕事
②ソーシャル・ビジネスに期待されること
③福島県で起きていることは、みんなに起きていること
④魅力的なまちづくりの流儀
⑤ワクワクするような社会にしよう!

根拠・関連する活動歴

【講演実績】
2007年 土木学会 第9回コンサルタントシンポジウム コメンテーター
2012年 いわき明星大 「コミュニティとアソシエーション」(高木ゼミ)
2013年 いわき明星大「開かれた議会をめざして」(高木ゼミ)

【その他実績】
2007年 ソウル大学と一ツ橋大学の学生にまちづくりの市民参加についてレクチャー
2007年 カンウォン大、ハンリム大両大学の教授らを国立市のまちづくりに案内した際のコーディネート
2013年 「彩りのとき」で、吉野せい賞 奨励賞受賞

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