想定する対象者
新入社員やアルバイトなどの若年ワーカーに対して、どのようなネット教育を行ったらいいか、スマートフォンやSNSの使用に関してどのような点に注意したらいいのか、まず事業者自身がネットにおけるリスクとその構造について知る必要があります。いたずらにただ恐れるのではなく、その構造や機能、注意すべき点、どのような規則が必要なのかに的を絞ってわかりやすく解説します。
特にデジタルネィティブと呼ばれる若年労働者を中心に、勤務中のスマフォでの店内撮影や心ないツイートなどで店やその企業の信用の根本が脅かされる事態が続出しています。大きな経営リスクにもつながりかねないこの種のトラブルを予防するには徹底した社員教育が必要ですが、新しいジャンルの技術や文化を背景にしているために、教育カリキュラムが乏しく、また事業者の意識も追いついていないのが現状です。この状態を変えるには事業者自身の学習としっかりとしたカリキュラムの提供が必要になります。
内 容
私は厚生労働省の国家認定資格である「ウェブデザイン技能検定」を運営する厚生労働省指定試験機関 特定非営利法人インターネットスキル認定普及協会の理事である事から、SNSやリテラシーに関する新しい社員教育のカリキュラムを開発中です。このキャリアから、これらの新しい経営リスクとも言える事態に直面する経営者、事業者の方達を中心にわかりやすく、SNSやネットに潜むリスクと構造、どんな点が落とし穴になるか、またその対策等について、開発中のカリキュラムを中心にお話ししたいと思います。
根拠・関連する活動歴
○厚生労働省指定試験機関 特定非営利法人インターネットスキル認定普及協会理事 としてウェブデザイン技能検定を中心とする、ネットスキルとリテラシーの向上に尽力中。
○早稲田大学IT戦略研究所の招聘研究員として、インターネットの発展に伴う労働者のスキルとリテラシーの向上に関して研究中。
○新しい社員教育としてのネットリテラシーの向上を目指すための教材も現在開発中です。
業務外の講師への取次は対応しておりません。