建築現場の労働災害防止をヒューマンエラーから考える
~社員のやる気だけでエラーが防げると思っていませんか?~

島本長範
しまもとながのり

島本長範
しまもとながのり

CIMA人財教育開発 代表
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提供する価値・伝えたい事

【ヒューマンエラーによる労働災害を減らす】
労働災害防止をヒューマンエラーの視点で考える講演です。と言っても難しい言葉や理論ではなく身近な事柄からヒューマンエラーを考えて行きます。
例えば、「何故、人間は間違いを起こすのか?」、「昼寝はどの位の効果があるのか?」、「双方向のコミュニケーションの効果は?」又、「仲間の一言が災害防止に大切である」と言った基本的な事を数字や事例を紹介しながら進めます。
そして、「人は誰でも間違える」と言われますが、工夫、改善、そしてチームの力で災害の発生を少なくする事を理解して頂きます。

【目的、ねらい】
次の3つが講演の目的、ねらいです。
(1)ヒューマンエラーの基礎について考える
(2)災害/エラーの発生要因と労働災害3大発生要因から身近な事例を考える
(3)チーム力が災害とエラーを減らす事に大切である事を理解する

【聞くだけではない参加型】
講演の効果を上げる事を目的に参加型の講演を行います。講師の話を一方的に聞くのではなく、問題を仲間と考える、簡単な演習を行う、等、参加型の講演です。

内 容

1.イントロダクション
2.ヒューマンエラーは、なぜ起こる
(1)エラーとは
(2)エラー発生のメカニズム
  (人間はなぜ間違えるのか)
(3)人間の能力と限界
  ①記憶(作業中断時の注意点)
  ②プレッシャー(あせり)*ミニ演習
  ③睡眠(2種類の睡眠)
  ④錯視(見た目で判断せず、定規で測る)
  ⑤コミュニケーションその1(説明時間=聞く側の限界)
  ⑥コミュニケーションその2(双方向のコミュニケーション)
(4)労働災害3大発生要因
  ・機械設備/環境要因 ・マネジメント要因 ・人間的要因
3.災害/エラーを防止するには
(1)エラーの発見
  ①エラーを見つける方法は、3つしかない
  ②災害/エラーの防止 ⇒チーム力が大切
(2)災害/エラー防止策
  ①慣れ(指差呼称の習慣化⇒脳が活性化)
  ②3H(変更、初めて、久しぶり)⇒何がある?
  ③集中力(脳を元気にする⇒昼寝、1粒のチョコレート)
  ④職場風土、慣習⇒近道行動、自己流(意欲、能力の高い人が陥りやすい)
  ⑤3S(整理、整頓、清掃)⇒片付けとは違う、
  ⑥身振り/表情 等の重要性(話す前に見られている)
(3)仲間が出来る安全確認行為
  * 「一声、一動作」運動
(4)管理者の役割
  ①原因究明と責任追及
  ②チーム力で災害防止(「チームの力」と「チームの平均」の違いは?)

4.まとめ
(1)最も伝えたい事(作業改善、チーム力で防ぐことが出来る)
(2)安全に特効薬はない
(3)現場での実践目標(講演の受講目的は、現場での行動変化)

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