想定する対象者
建築現場で働いてる全ての方に、エラー発生のメカニズム(人間はなぜ間違えるのか)と防ぐ方法を伝えます。
提供する価値・伝えたい事
【ヒューマンエラーによる労働災害を減らす】
労働災害防止をヒューマンエラーの視点で考える講演です。と言っても難しい言葉や理論ではなく身近な事柄からヒューマンエラーを考えて行きます。
例えば、「何故、人間は間違いを起こすのか?」、「昼寝はどの位の効果があるのか?」、「双方向のコミュニケーションの効果は?」又、「仲間の一言が災害防止に大切である」と言った基本的な事を数字や事例を紹介しながら進めます。
そして、「人は誰でも間違える」と言われますが、工夫、改善、そしてチームの力で災害の発生を少なくする事を理解して頂きます。
【目的、ねらい】
次の2つが講演の目的、ねらいです。
(1)ヒューマンエラーが何故起きるのかについて理解する
(2)現場での災害/エラーの防止方法の一端を理解する
【聞くだけではない参加型】
講演の効果を上げる事を目的に参加型の講演を行います。講師の話を一方的に聞くのではなく、問題を仲間と考える、簡単な演習を行う、等、参加型の講演です。
内 容
1.イントロダクション
2.ヒューマンエラーは、なぜ起こる
(1)エラーとは
(2)エラー発生のメカニズム
(人間はなぜ間違えるのか)
(3)人間の能力と限界
①記憶(作業中断時の注意点)
②プレッシャー(あせり)*ミニ演習
③睡眠(2種類の睡眠)
④錯視(見た目で判断せず、定規で測る)
⑤コミュニケーションその1(説明時間=聞く側の限界)
⑥コミュニケーションその2(双方向のコミュニケーション)
3.災害/エラーを防止するには
(1)エラーの発見
①エラーを見つける方法は、3つしかない
②災害/エラーの防止 ⇒チーム力が大切
(2)災害/エラー防止策
①慣れ(指差呼称の習慣化⇒脳が活性化)
②集中力(脳を元気にする⇒昼寝、1粒のチョコレート)
④職場風土、慣習⇒近道行動、自己流(意欲、能力の高い人が陥りやすい)
⑤3S(整理、整頓、清掃)⇒単なる片付けとは違う、
⑥身振り/表情 等の重要性(話す前に見られている)
4.まとめ
(1)最も伝えたい事(安全に特効薬はない)
業務外の講師への取次は対応しておりません。