想定する対象者
・オルグ活動を行う際に上手く相手の意見を聞き出せないとお困りの方
・部下、後輩など周りにいる人材が思ったように動いてくれないとお悩みの方
・人材育成・マネジメントのやり方が分からないとお困りの現場リーダー
受講の対象者は、現場のリーダーとして数名の部下、後輩社員を指導、マネジメントすることが責務となっている方を想定しています。
現場には、こちらが何も言わないでも「できる人材」もいるが、何度言っても、何度教えても正しく行動できない人材も多く存在しています。
想定する受講者は、プレイングマネージャーとして、自分自身の仕事も抱えているため、後者のような、こちらが思っている通りに動いてくれない人材へのマネジメントはどうしても後回しになりがちです。
その結果、ますます現場のコントロールが利かなくなるというのが実情だと言えます。
提供する価値・伝えたい事
組織の中で「人を動かす」ことは、現場のリーダーにとって大きな課題のひとつです。
ただ、自分が思っているように相手を動かすために、丁寧に指導を行い、教育、マネジメントに注力していても、期待通りに相手が動くというケースは極稀です。多くの場合は、意図とは反した行動を取り、欲しい結果を導き出すことができないというのが実情です。これは、組合の活動においても同じことが言えます。
なぜ、「周りの人は期待通りに動かないのか?」
実は、『人を動かす』という考え自体がそもそも間違いなのです。
「人を動かす」という発想は、組織内でのパワーバランスを利用して、相手の思考、行動を掌握しコントロールすることだと私は捉えます。これでは、相手の行動は変わりません。たとえ、指示命令を行うことで一時的に行動したとしても、それは長続きしません。
相手の行動を促進するためには、本人が「動きたい!」と心から思うことが必要です。そうすることで、体も自然と動き出すのです。
この研修では、現場の人材に、どうすれば「自ら動きたい!」と感じてもらい、実際に行動が促進されるのかについて、具体的な方法、それの元となる考え方についてお伝えします。
また、研修内でお伝えする「質問」「傾聴」「承認」のスキルは、オルグ活動を推進する中で、職場課題や相手の意見を引き出す際に、そのまま使えるノウハウです。
研修の“約半分の時間を使用してワーク”を行い、その中で実践の場で直ぐに使えるスキルを、頭と体を動かしながら体験を通じて身に付けて頂くことができます。
内 容
1.なぜ、人は思ったように動かないのか?
・「やる」と言いながら「やらない」人の共通点
・相手が動きたくなるタイミング
・「心」が動くと「体」も動く
2. オルグ活動でも使える!本音を引き出す『質問』の作り方
・この質問が「職場の課題」を引き出すことを可能にする!
・WORK ~質問を作ってみよう!~
・やってはいけない3つの質問
・心と体が動き出す質問パターン
3.相手が何でも話したくなる『聴き方』をマスターする
・しっかり聴かれると行動が加速する!
・WORK ~あなたの聴き方をチェックしよう!~
・「聴く達人」になるための5つのテクニック
4.人の動きが持続する『承認力』を磨くコツ
・褒めずとも人のやる気と行動力をググッと上げる!とっておきの方法
・『承認』されると人のやる気と動きは2倍持続する
・承認メッセージを投げかける
・WORK ~心に響いた承認メッセージを発表する~
業務外の講師への取次は対応しておりません。