提供する価値・伝えたい事
最近、「人前で話すのが苦手・・・」という若い人が増えています。コミュニケーションの方法が、メールであったりLINEであったりが普通になった現代、言葉をうまく使いこなせる能力が低下しているのは事実です。
ビジネスの現場でも問題視され、就職活動中の学生に求めるコミュニケーション能力の低下も指摘されて久しい時代です。
ひとくちにコミュニケーション能力と言っても難しいですが、大別して「何を話せばよいのかわからない」タイプ、次は「話す内容はあるけれど順番や表現方法がわからない」タイプになると思われます。
その場合、基本的な発声・発音などに加え、情報を整理する能力を習得する必要があります。よく「報連相」などと言われますが、何をどうすればよいかの手法を理解すればおのずとテクニックは向上するはずです。
永年アナウンサーとして現場で培ってきたアナウンス技術と、大学でキャリアデザインの指導にあたっている私ならではのコミュニケーション術をお話させていただきたいと考えます。
内 容
スピーチの基礎は、やはり「きちんと声を出すこと」です。これはプレゼンテーションに限らず、社内会議やイベントの進行などにおいても重要なポイントです。
相手が聞き取りやすく、確実に要点が伝わるような滑舌(かつぜつ)や発声・発音は、日常生活を含めどんなシーンでも役に立つものです。
原稿を読み上げるにしても、声の大小・スピード・抑揚などで印象はずいぶん変わりますから、そのあたりの基本練習を実習していただきます。お仕事柄、ご出席の皆様にはきっとプラスになることでしょう。
プレゼンテーションやスピーチをするには、事前の情報整理の能力が、成功するかどうかの大きな鍵になりますので、何が必要で何が必要でないかの取捨選択の方法を感じてもらう必要があります。情報伝達の良し悪しについてはゲーム形式で実践していただきます。
実際にどんな風に見られているかを認識するために、参加の皆様には各自1分間程度の「自社(自己)アピール」を考えていただき、それをビデオなどで撮影し、再生しながら声の出し方・表情・表現方法・原稿の書き方などをアドバイスをするのがわかりやすいと思いますので、モニター等それ相応の機材が必要になります。
業務外の講師への取次は対応しておりません。