想定する対象者

中小ＩＴ企業のシステム開発職の皆様

提供する価値・伝えたい事

わたしは永い間、（株）日立製作所ソフトウェア事業部においてシステムエンジニア及びマネージメントをやってまいりました。（主として営業・生産管理・経理・給与計算等の業務システム）
その間、成功したことや失敗したことが数限りなくあり、そこでの反省をふまえ、その後、キャリアコンサルタントとして独立し、現在では全国のＩＴ・システム開発会社に廻ってコンサルティングをやっております。

今回のテーマで特にお伝えしたいことは、顧客との関わり方で、「顧客の各々において、ITシステム化がうまくいかない事情がある」ということです。
それを把握しないでＩTシステム化を強行しても永い眼でみれば顧客満足度の向上には繋がらないということです。

内　容

中小ＩＴ企業のシステム開発職向け

～ヒューマンスキルアップ研修～


１．システム開発職の顧客との関わり方

■顧客のＩＴシステム化の実態を知れ

（なぜうまくいかないのか）

■なぜ中小企業ももっとＩＴシステム化をやらなければいけないのか

■ＩＴシステム化とは単なる「事務の機械化」にあらず

（ソフトを買ってきて会計や給与計算をやることがＩＴシステム化なのか）

■改革の覚悟なき顧客はＩＴシステム化に失敗すると心得よ

（基幹系システムは業務の標準化ができているのがシステム化の前提）

■ＩＴ・システム化には中小企業本来のやり方がある。

（中小企業のＩＴシステム化に欠かせないプライオリティー思考）

■中小企業のＩＴシステム化の成功条件

（システム化はステップバイステップで）



２．システム開発をする上での心構え

■目標はシステムの完成と顧客満足度の向上

■ビジネスの常識を持つ、ＩＴの専門家を目指せ

■チームワークを重視、守備範囲は臨機応変で行け

■上級ＳＥ（プログラマに非ず）としてのしっかりとした価値観を

■ビジネス意識（品質・納期・コスト）を持ち営業部門を盛り上げよ

■多種多様な経験を積み、キャリアは自分で作る気構えを

■顧客の業務に強いＳＥを目指せ（これにより顧客に頼られる）

根拠・関連する活動歴

（株）日立製作所　ソフトウェア工場（現）日立製作所プラットフォーム事業部

において各種業務システムの構築（主として営業・生産管理・経理・給与計算等）

に携わったこと。