心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」
~前向きに暮らすためのヒント~

名越康文
なこしやすふみ

メンタルヘルス

名越康文
なこしやすふみ

精神科医
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想定する対象者

・企業 ビジネスパーソンの皆さん
・労働組合 若手組合員、中堅組合員の皆さん
・市民一般の皆さん

提供する価値・伝えたい事

重い気分のとき、落ち込んでしまったとき前向きに生きるにはどうすればいいのか?
すぐにネガティブ思考に陥ってしまいそうな時代の中で、心が楽になる具体的なヒントとは?

内 容

・身体から心を読み取るということ。
 たくさんの身体があるように、その数だけ心がある。
 日本は多神教の国であるため、いろんな世界があることをなんとなくいろんな人が感じている。

・「心」とはいかなるものか、について8年考えている。
 リーダーとは人を選ぶ人のことである。男脳、女脳を認め合うともっと良いコミュニケーションができる。

・脳はつなぎめである。ワクワクもションボリするのも周りの人に必ずうつります。
 身体と心は、まさに一体である。
 
・子供が生まれた瞬間、日本ではお父さん、お母さんの役割になる。
 アメリカではずっと恋人同士。5歳までは日本の教育環境が最も良いと感じている。

・自分が何かできないことを、父親、母親のせいにすると目の前のことに集中できなくなる。
 なんとなくいつも朗らかな人と、なんとなく不機嫌な人がいる。その差は大きい。

・夢を見るとそのたび起こすという実験がカリフォルニアの大学で行われた。
 その70%が悪夢だった。だから朝起きて、不機嫌だったりしんどいのは仕方がない。
 ただ起きてから短時間でリカバリーすることが大切。
 「俺が朝から不機嫌なのは、あの上司のせいだ」と思うとリカバリーできない。
 自分で自分の心を明るくしないと仕方がない。

・「他罰傾向」が最も心理的に良くない、と考えている。
 「私は悪くない」と思うことは、とても楽なように見えるが自分の能力を狭めてしまう。

・最後に最強で最高の心理療法をお伝えします。
 それは「祈る」ということ。宗教や神様を信じる必要はない。
 ただ毎朝「どうか私と会うすべての人が幸せでありますように」と祈るだけで全く違う。
 祈り、太古から続いてきた心理療法です。

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