想定する対象者
建設・不動産などの業界・現場へ携わる方々
提供する価値・伝えたい事
一般的に建設・不動産業界はクレーム産業だと言われています。また、「きつい・きたない・きけん」と言ったイメージが今もまだ持たれています。しかし、建設・不動産業に携わる皆さま方は、このイメージをはじき出し、前向きに仕事をされていると思います。そんな皆様のお手伝いが出きればと考えています。
内 容
「天災は忘れた頃にやってくる」これは私が子供の頃の話です。私は、地震・水害・台風などの被災地へ何度も訪問しました、その状況は大変なものです。
先には、横浜市のマンションで、基礎杭のデ-タ改ざんにより、購入者の方々が突然地獄へ落されるような事件が発覚しました。責任は、下請け業者の対応の不誠実によるものですが、工事全体の工期・費用・技術者不足によるものだと考えられます。同じ建設業に携わる者としては他人事ではありません。
実際には、発注者・元請・下請け・検査機関の数回にわたる検査を受けているはずですから、皆さん安心していたと思います。、、、、が購入者(一般人)からすると詐欺行為であり犯罪です。
マスコミにより業界関係者が叩かれ、購入者・購入予定者などの一般の方々は今後の住宅購入・リフォームなどの工事に対する不安・不信になり、住宅等の購入を控える結果になります。
そうなると、私達の業界だけではなく、世の中も不景気になっていきます。
このような時期に建築(住宅など)検査員の役割・思いを皆様にお伝えすることが出来れば幸いでございます。
また、どのように対処すべきなのか、皆様と一緒に考えていければと思います。
根拠・関連する活動歴
私は建築検査員を行っておりますが、災害支援として多くの被災地へ行き様々な活動をしてきました。また、建築の検査員の経験を活かし、アドバイザ-として、被災者・一般の方々に建築の説明などをしています。私も以前は現場監督を行っておりましたので、現場での仕事も理解はしておりますが、建築関係者と一般の方々との考えにはかなり開きがあります。
「お客様←発注者←建設業者」前記の流れで、お客様は住宅等の購入をされるのが多いと思いますが、お客様と建設業者の間には発注者があり、直接にお客様の考え・感覚を感じることは困難です。
それを技術的にフォローしているのが、検査であり、検査員の仕事です。
検査員は「第三者として誰の見方でも・敵でもございません」現実の良し悪しの判断をするだけです。
お客様がご自身で建築等の判断をすることは困難なため、検査結果を信じることになります。
検査員はこのことを頭に置き検査をおこないますので、検査員の真意をお考え頂ければ、より良い仕事に、結果に結びつくのではないかと確信しております。
業務外の講師への取次は対応しておりません。