想定する対象者
労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
提供する価値・伝えたい事
組合役員として、現場の意見、悩みなどを引き出さないといけないが、往々にして、執行部から伝達のみになっている場合が多い。
そこで、「現場に居る個々の本音を引き出すにはどうしたら良いのか?」という話になる。
しかし、「他人の本音を引き出す」のは容易ではない。まして利害関係が絡む会社の中なら尚更。
しかも、信頼関係がない間は本音を出してくれるはずもない。
そこで大切になるのが、組合員個々の「基本の性質」を理解することである。
人には、生まれながらに持つ基本的な性質がある。
例えば、自分のペースだけは崩されたくないとか、束縛されるとイヤとか、気持ちを無視されると人間不信になってしまうとか、こういった特質は実は、個々が本来持っている「根深い価値観」に通じている。
私はこの「基本の性質」を実際のカウンセリングにおいて、「点思考」「線思考」「面思考」の3つのタイプに分類した。
3つのタイプには、それぞれ「根深い価値観」がある。また3つのタイプには、それぞれに響く特有の言葉がある。そこを理解することで、「この人私を理解してくれている」と感じてくれて格段に信頼関係構築が早くなるのである。
信頼関係が築けたら相手から「実はね・・・」と本音を吐露したくなるもの。この研修では、組合員個々の基本の性質を知り、基本3タイプに応じた信頼の築き方をお伝えさせていただく。
内 容
・アイスブレイクゲーム(所要時間10分)
ナイフとフォーク(非言語コミュニケーションで上手く伝えるためのゲーム)。
・コミュニケーションのギャップはどこから来るのか?(所要時間20分)
コミュニケーションギャプの事例紹介。
そのギャップが起きる根本原因とは?(点思考、線思考、面思考の思考の違い)
コミュニケーションの常識のウソ・ホント。
・一般の心理学が見落としてる性格形成の基本(所要時間20分)
性格形成の仕組み。(産まれ持っての種のお話)
価値観の違いが明確になる杉と桜の木のお話し。
・本音を引き出す点と線と面のコミュニケーション術(所要時間30分)
点思考・線思考・面思考別、共通項と違いを認識するためのグループワーク。
予め生年月日から導き出した思考タイプ毎に班を分け、タイプごとの「あるある」を
まとめリーダーに発表していただく。各タイプの特徴を腑に落として頂くのが狙い。
・質疑応答(10分)
根拠・関連する活動歴
*関西6店舗のカルチャースクールにて主婦OL対象にコミュニケーション講座開催
*セレンディラボ淀屋橋にてコミュニケーションアドバイザー養成講座定期開催
*2014年まで、毎年年間48回、タイプ別コミュニケーション講座自主開催
*過去10年間で5,000名が受講
*関西地区の美容院、整体院、ダイエット合宿所などにて講座開催
*今までの受講生
公認会計士、税理士、弁護士、中小企業診断士、社会保険労務士、生保営業マン、生保管理職、
キャリアコンサルタント、銀行役員、鍼灸師、整体師、心理カウンセラー、産業カウンセラー、
美容師、エステシャン、塾、スクールビジネス経営者、専門学校教員、プログラマー、大学職員、
占い師、NLPトレーナー、会社員、主婦など多岐に渡る。
業務外の講師への取次は対応しておりません。