想定する対象者
ごく一般の方々を想定しています。
国際平和への意識や考え方、また情報等についても、平均的な認識の方々を想定して考えております。
提供する価値・伝えたい事
・世界の平和を意識するためには、まずは世界を「知ること」である。
・とかく日本人は「世界は危険なところばかり」と思い込みがちであるが、そんなことは決してない。ほとんどの世界は平和であり、人々は愛に満ちた生活を送っている。
・左脳だけではなく「右脳で知ること」が大切。その時に、知識が心に落ちる。
・世界を旅することは、世界を知るということだけでなく、リアルに「生きる力」を育む最高の手段の1つでもある。
・自らの足で世界を歩くことには、計り知れない価値がある。少しでも興味関心がある人は(特に若者は)自らの足で世界に飛び出してほしい。
内 容
※進行の一例ですので、ご要望に応じて対応できます。テーマを細分化して講演することも可能です。
①自己紹介
~動画を使用して、まずは自分が何者なのかをしっかりとお伝えする。~
②アイスブレイク
~(受講者の人数や年齢に合わせて)簡単なゲームを行い、場の雰囲気を和らげる。~
③「ペアワーク:そもそもの問い」~そもそも平和ってなに?
~ペアになり、「そもそも平和って何か?どんな常態だったら平和なのか?」という問いを話し合う。
④「ペアワーク:そもそもの問い」~そもそも日本って平和なのか?
~ペアになり、「そもそも日本って平和なのか?」という問いを話し合う。
⑤僕が見てきた「世界のリアル」
~自らの足で歩いてきた世界87か国。豊富な写真や動画、そしてたくさんのエピソードを用いて、世界の本当の姿を伝えていく。そこにあるのは笑顔や優しさがほとんどであり、日本人が思い込みがちである「世界って危ないところが多い」という認識は、決して全ての地域に当てはまるものではないことに触れる。
⑥「紛争」と「貧困」の中にある平和
~特に、スラムや難民キャンプを訪れた際の現実を伝える。どんなに貧しくともそこには輝かしい笑顔があり、家族の愛がある。その事実と、リアルには存在している過酷な生活を同時に紹介し、平和の意味を問いかける。
もう一度ペアになって「そもそも平和って何か?」について話し合い、世界の情報を知る前と後での変化を考えてみる。
⑦世界が日本を見る眼
~世界の日本を見る眼についても言及し、日本という国が世界から期待をされているということ、日本人として世界平和にいかに貢献するかが非常に重要であるということを、自らの経験と共に客観的なデータを示しながら説明する。
⑧まずは「知ること」が、世界平和への第一歩
~私たちは学校の勉強等で「左脳の知識として」の平和については知っている。しかし、それは心に落ちていないことがほとんどで、知識としての平和に過ぎない。
それを心に落とす「本当の意味で知ること」が大切である。(特に「旅」の価値に触れ、旅育という言葉も説明する。)ぜひ世界の真実に興味を持ってほしいことを伝え、まとめとする。
根拠・関連する活動歴
【根拠となるプロフィール・活動歴】
大学卒業後、プロスキー選手として国内外で活動。引退後、ワーキングホリデーにてオーストラリアに渡り、日本語教師、空手指導員、日本人会イベント運営など様々なボランティア活動に従事する。その後アジアを中心に世界各地を放浪し、日本へ帰国。
帰国後、教育の世界へ。私立高校教諭、板橋区教育委員会特別支援教育巡回指導員を経て、埼玉県公立中学校教諭となる。中学生と社会人が働く目的について語り合う対話型授業「ハタモク中学」や、プロの格闘家を招待しての体験学習授業などが注目され、読売新聞に掲載される。
2013年3月に中学校を退職。新たなグローバル教育の必要性を感じ、子どもたちの世界観を広げたい、「世界のリアル」を日本の子どもたちに伝えたいという想いから、再び世界一周放浪の旅へ。旅中は世界各地で活躍する日本人へのインタビューや、日本人学校および現地の学校への取材活動も行う。世界5大陸縦横断を果たし、合計約85の国に訪問。
2015年の春から夏にかけてはインドを訪れる。現在でも世界中への旅を続け、常に世界に触れながら「世界リアル」を届け続ける旅人先生として、全国各地の学校や塾、教育イベント等を駆け回っている。「ふじもん先生の旅プロジェクト」代表。
小学校から中学校、高校、大学、PTA、教職員研修、企業に至るまで、全国各地での登壇多数。
【著作】
『中学教師が行く、無計画世界紀行』(kindle版、マイナビブックス)
業務外の講師への取次は対応しておりません。