想定する対象者
組織を活性化させメンバーのモチベーションを高めたいビジネスリーダー
提供する価値・伝えたい事
人材排出企業といわれるP&Gが社会人対象の調査で3年連続で「働きがいのある企業No1」
*働きがいのある企業ランキング2016(ダイヤモンドオンライン)http://diamond.jp/articles/-/84549?display=b
17年間P&G営業本部でマネージャー、人材育成トレーナーを経験した講師がP&Gの強さのポイントを自身の経験から語ります。
内 容
①「Objective Mind」 目的思考を持つことの重要性
P&Gで部下が上司に話しかけたときの上司の最初の言葉は「目的は何?」
すべての会議、カウンセリングは目的から始まります。
②「Do The Right Thing !」 正しいことをしろ
P&Gでは入社間もない20代の社員にも責任の大きい仕事がまかせられます。
ではどうやって経験の少ない若手がビジネス上の判断をするのでしょう?
それは「Do The Right Thing!」の考えが浸透しているからです。
③「Consumer is Boss」 消費者がボス、すべては消費者のために
誰のために仕事をするのか?自分自身のため?家族のため?上司のため?
会社のため?株主のため? もちろんどれも正解でしょう。
しかしP&Gでは、「消費者がボス」 ビジネス上のすべての判断は「消費者にプラスになるかならないか?」で判断されます。
④「Need to have」と「Nice to have」の違い
P&Gで上司からよく言われる質問に「それってNeed to have?それともNice to have?」というのがあります。どうしてもやらないといけないことか(Need)?
やってもいいけどやらなくてもいいことか(Nice)?この違いを明確にすることがビジネスでは重要です。
⑤「Up or Out」 出世するかさもなくば去れ
P&Gは終身雇用ではありません。60歳定年まで勤められる方は、ほとんどいません。それは常に自分自身を向上させ、トレーニングし、上のポジションに上がる必要があるからです。優秀な後輩がどんどん出てきますから、同じポジションで定年まで過ごすことはできないのです。
以上の5つのポイントが、P&Gのカルチャーでありビジネスのスキルのポイントであると思います。この5つがP&Gが強い組織で、優秀な人材を長期で輩出し、ビジネスマンから人気のある理由であると思います。
業務外の講師への取次は対応しておりません。