想定する対象者

生き方、働き方、経営し方で開眼しようと道（原理原則）を求める経営者、経営幹部のかた

提供する価値・伝えたい事

ドラッカーの原理を理解し、松下幸之助の実践を学習すれば、ビジネスは鬼に金棒です。
「ドラッカーと松下幸之助がマネジメントで勝負すれば？」の著書（実業之日本社）がある講師が、ドラッカーの原理を分かりやすく説明し、ドラッカーの質問の形で、松下幸之助の実践を説明し、人間力・仕事力・経営力の開眼を促します。

不運・貧乏・病弱・気弱・無学歴だった松下が、どうして日本一の企業家になったのか？それは、ドラッカーが説くような原理原則に忠実でしかもその実践ノウハウに優れていたからに外なりません。

講師自身、社長（出向）として5つの赤字の中小企業（販売会社）を再建し、生産事業部営業統括として担当製品（ＡＶ）を全国トップに押し上げ、会社サッカー部を天皇杯日本一に導きガンバ大阪を立ち上げた汗と泥の現場体験に根ざして超実践的に語ります。

内　容

以下のテーマを順番にレクチャー風にお話しするのでなく、事前のお打ち合わせや当日の空気を読んで柔軟に厳選しておもしろくわかりやすく語って盛り上げていきます。


Ⅰ　人間力
「問題がたくさんあってもせんじ詰めればただ一つの根本に行きあたる。松下さんは『原因をわれに求めよ』と言ったが、その意味がわかるかな？（ドラッカー、後半はフィクション、以下同様）

自分をさらに熱くする
原因を自分に求める
自分が変われば周りが変わる
行動なくて意志でない
演技を磨けばどんな局面も対応できる

Ⅱ人間関係力
「反対意見のない決定はしてはいけない。松下さんが、偉くなるほど耳を傾けるようになったのは非凡だ」（ドラッカー）

物事は聞くことから始まる
「直言する、される」から信頼関係
違うものどうしでチームをつくる
愛・気配りは経営の土台
理に情添える

Ⅲ　仕事力
「競争に打ち勝つ唯一の方法は、自分の強みを磨き抜くことだ。松下さんは弱みまで生かしたというのだが…」（ドラッカー）

強みをもっと生かす。弱みも生かす
もっと悲観するそうしたら楽観できる　
直観力を磨き超常力をもつ
矛盾すること同時に解決する
不可能を可能とする

Ⅳ　リーダーシップ
「強制力のない組織などあり得ない。管理や規律のないところに自由などあり得ないからだ。松下さんも神か悪魔か、といわれたくらい優しさと厳しさが同居していたらしい」（ドラッカー）

言葉と行動を一致させる
強く指示し思い切り自由にする（究極のリーダーシップとは？）
褒めるだけ叱るだけでは育たない
任せられない人に任せる　　
凡人」を非凡に生かす　

Ⅴ　マネジメント力
「中小企業は永遠に存在するが、彼らにこそ際立った戦略が必要だ。松下さんが『１００人くらいの時に１万人以上の会社に必ず勝った』と言ったがその実践を聞きたい」（ドラッカー）

決断は迷ってもⅠ１０％成功させる
コミュニケーション（伝達）に成功するには？
リスクを冒して安全のためには？（ダム式経営）
中小企業の強みと弱みとは何か？
損切りを得（とく）に変える

Ⅵマーケティング力
ほとんどの企業にとって顧客でない消費者の比率は７０％以上なのにその存在さえ無視されている。その点で松下さんの『世間は皆お客様』といいう実践はきわめて注目に値する」（ドラッカー）

狭く集中して無限に広げる
世間全体をお客様と考える
馬車を自動車、飛行機にせよ！
モノをココロにせよ！
値下げも値上げも安易にはしない
ブランド力の強化に努めよ！

根拠・関連する活動歴

（講演歴）
メーカー・ＩＴ企業・流通業・サービス業の大・中・小企業の経営者・経営幹部・社員
商工会議所会員、ＪＣ会員、銀行・メーカー・ＩＴ企業・ＪＡ取引先
地方自治体職員、労働組合役員、宗教団体従事者、経営指導員、Jリーグチームコーチングスタッフ、大学体育会役員、大学生（早稲田大学など）

（1日以上の研修担当歴）
野村総研グループＮＲＩラーニング、松下流通研修所、日本人材開発センター主催並びに直接実施1日以上の研修例…パナソニック・キャノン・丸紅などの幹部社員の研修、ＮＴＴドコモ・カメラのキタムラ・美容室チェ－ン・飲食店チェーンなどの店長と社員研修、各地商工会議所の経営指導員研修など）