想定する対象者
建設・運輸・港湾・林業等の従事者の方々
提供する価値・伝えたい事
地震・台風・津波・集中豪雨・竜巻・突風・ダウンバースト等の自然災害やNCB災害の際に、事故が発生しないための「リスクマネジメント・リスクアセスメント・リーダーシップ」、と実際に発生してしまったときにマスコミ対応(記者会見の仕方含む)の仕方をお伝えして、災害発生時の危機管理を万全にする。
内 容
1、様々な今日頻繁に発生するようになった自然災害の種類と対応
(1)地震 地震は、日本のどこにいても発生、沿岸部は津波も東日本大震災(2011/3/11)のように備えが必要
(2)台風 夏から秋が台風シーズンであるが、その前に準備が必要
(3)集中豪雨 ゲリラ豪雨と言ったりするがこれも地震と同じで日本のどこでもありうるの前提で準備する
(4)竜巻 日本列島では少ない災害形態であったが発生するようになった慣れない災害である
2.NCB災害
(1)放射能 原発事故やプルトニュームの搬送時などの事故が想定されます
(2)化学汚染 これも放射能と同じで目に見えない物質である場合は自然災害と対応が異なります
(3)バイオ汚染 遺伝子組み換えは日本では抵抗があって広まっていませんが、食料不足から増えるでしょう。
3.リスクマネジメントの基本ができれば災害による被害は減少する
(1)リスク管理の基本的手順 リスクの特定・リスクの評価(リスクアセスメント)・リスクの対応
(2)リスクの特定 リスクの洗い出しをヒヤリハットも含めて行い、よその災害事例も参考にする(他山の石)
(3)リスクの評価(リスクアセスメント) リスクの評価に基づいてマトリックスやリスクマップで一覧視覚化する
(4)リスクの対応 リスクの回避、リスクの低減、リスクの転移、リスクの受容のいずれかを選択する
4.災害発生時におけるリーダーシップのあり方
(1)現場への権限の付与 1分1秒を争うときに即断即決できる権限を現場リーダーに付与する
(2)リエゾンの重要性 新潟中越地震におけるリエゾンの活躍による国と地元自治体等との連携
(3)リーダーシップは指示命令型より相談型が災害時にも能力を発揮 コミュニケーションギャップ克服する
5.災害発生時の情報一元化とマスコミ対応(危機管理広報)
(1)情報の一元化 マスターファイルを作成して日時特定した情報の一元化を図る
(2)マスコミ窓口 担当チームを決め、特定の担当者に過度の負担がかからないようにする
(3)記者会見 メディの問い合わせが増えるときは記者会見を開く 司会と出席者を決めリハーサルする
根拠・関連する活動歴
災害危機管理は、自治体等で多数の講演実績がある(福岡市役所・滋賀県市町村・佐賀県杵藤地区自治体等)
特に、熊本県玉名市、福岡市役所管理職、兵庫県庁管理職対象では模擬記者会見も実施している
業務外の講師への取次は対応しておりません。