想定する対象者
・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
・企業 取締役以下管理職層の方々
・労使の方々(労使研修会、労使会議、労使協議など)
提供する価値・伝えたい事
会社の経営に関して言えば、経営者、オーナーこそがリーダーであり、それはそのまま会社の経営、運営に影響してくるわけですが、現場で働く多くの方々、平社員から、中管理職の方々まで、キャプテンシーを高めていく意識をもってプレー、あるいは従事していくことが、より良いチーム作りに大きな効果をもたらせるということができると思います。
内 容
・「リーダー(Leader)」とは、文字通り「先頭に立って進んでいく人」。翻って、多くの担当部署をまとめてつかさどる人とい
うことができると思います。会社で言うならば、当然ですが社長や役員というクラスの人たちが、リーダーと呼ばれる立
場にあり、それぞれ、その会社で進んでいくべき道を示す、あるいはその経営方針を”キャンバス”に描いて、後に続く
人たちに分かりやすく示すということが必要になると思います。
・「キャプテン(Captain)」は、現場でやりくりをし、うまくまとめて滞りなく物事を進めていく人ということになると思いま
す。極端に言えば、少々の犠牲を顧みることなく、そのチームにとっていいと信じたことをぐいぐい進めていくのがリー
ダーで、そのリーダーの示した“ゴール”に向かって、現場をうまくまとめ、できることなら、誰一人失速することなく、
チームをうまくまとめ、効率的に仕事を進めるのがキャプテンと言えると思います。
→在り方、精神構造を示す言葉が、「リーダーシップ」であり、「キャプテンシー」ということになります。
野球で例えるならば、監督やGMと言われる人たちがチームのリーダーであり、その作戦のもと、選手を鍛える、戦術
を進めていく人、投手、打撃の担当コーチもキャプテンシーが求められるでしょうし、現場の選手をうまくまとめて、進
むべき方向を示せる選手が、キャプテンを任じられることが多いと思います。
・チームの組織をうまく進めていくために、作戦を浸透させるために、「トップダウン」と「ボトムアップ」というテーマがあげ
られると思います。
●「トップダウン」とは、単純に言えば「上意下達」。下の者の考えは無視して、上のものの考え方だけで物事を推し進め
るやり方ということができるかと思います。
●「ボトムアップ」は、その逆で、下のもの、あるいは現場から出てきた意見を吸い上げて、それを有効に利用し進めてい
くという考え方、少々乱暴な説明ではありますが、そういうシステムであると言えば、いいでしょう。
→会議だけでいくら考えても、現場の消費者が喜ぶような商品は仲々出てこないものです。やはり、お客さんと接する、
現場で働いている人たちこそ、そのお客様の意見や、時には苦情を耳にし、現場の改善、より良い商品を生み出す原
動力となるのではないでしょうか。
→野球の世界に置き換えて言うと、リーダーに対して、意見を言える環境を作っているチームが強い。強いチームの特
長はコーチの口数が多い。弱いところは一方的に、監督がしゃべっている。
=多くの意見が監督のもとに届き、それを集約して、試合戦術として生かす、それがうまい監督がつまりは勝てるチーム
作りを成し遂げられるのです。
業務外の講師への取次は対応しておりません。