提供する価値・伝えたい事
昨今の会社・団体、学校など組織の中で起こるパワハラやセクハラを始め、多くのメンタルヘルスに絡む問題は、殺伐とした人間関係の心のもつれが起因します。状況の悪化によっては、人の悩みは時に精神疾患や自殺に至る重大な事件に陥ることもあるでしょう。しかし、事の始まりは小さなところから噴き出してきます。
その小さな始まりの時に、如何に中堅管理職が迅速・適切な対応に臨むか。それをやるかやらないか、出来るか出来ないかが大きな鍵となるのです。
私が前職において、中堅管理職として日々の部下隊員の心情や悩み事を察し、声掛けをして如何に対応したか。私自身が苦悩の連続でした。私の心の内には、「彼らの苦しみ、辛さを何とかせねば…、何とかせねば、何とか…。」そんな切迫した思いばかりでした。そのような体験談を幾つかお伝えしたいと思います。
「人事は他人事。しかし、人事のセオリーを逸脱することなく、最大限当人達の要望を受け入れて対応する」 これが中堅管理職の職責だと私は考えます。
内 容
1.4つのメンタルヘルスケア
(1)本日の応援のきっかけ
(2)4つのメンタルヘルス
(3)中堅管理職とカウンセラーの兼務
2.「カウンセリングから見えた人生」
(1)事例① 「入隊後、『やはり、将来の夢を追いたくて…。』退職を希望」
(2)事例② 「臨床検査技師の職種に就きたい。パンフレットは偽りか」
(3)事例③ 「義母の介護のため妻と夫が長期別居状態。夫は転勤を要望」 ほか。
3.その後の人生
(1)部下隊員のその後の人生
(2)中堅管理職の私のその後の人生
(3)自称「問題解決請負人」
根拠・関連する活動歴
地元の小さなサークルで、「カウンセリングから見えた人生」のタイトルで1時間30分の講話を行いました。
自衛隊の職場においても、人間関係のもつれによるトラブルは多いものです。日々、現場の部下隊員達の人事管理をしながら、カウンセラー業務にも携わります。
何時も「何とかせねば…」の一心で諸業務に当たっていました。メンタルヘルスは難しい問題ではありますが、情と優しさをもって事の対応に臨まなければいけませんよね。
カウンセリングから見えた彼らの人生、そしてカウンセリングから見えた私の人生。人の人生を蔑ろにしてはいけません。だからこそ「何とかせねば…、」の連続でした。
業務外の講師への取次は対応しておりません。