想定する対象者
・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
提供する価値・伝えたい事
「リーダーシップ」と一言で言うものの、組織の状態・組織を構成する人員によってその手法は変わってきます。
組合役員に求められるリーダーシップの形も様々で、リーダーシップスタイルは多様化しています。
リーダーシップとフォロワーシップを上手く活用していくことも大切になってきます。
その各ステップで必要な具体的な方法、ノウハウをワークを交えながらご提供することで、実際に組合役員の皆さんが、組合員の協力を得ることができるように導きます。
内 容
●組合役員に求められるリーダーシップ
1. 多様なリーダシップのスタイル
「牽引型」 :トップダウンのスタイル。活動初時期トップダウンのスタイル。活動初時期や、活動内容が曖昧で、混乱があるような場合、メンバー内にコフリクトがある有効とされる。メンバーの能力が高く、経験豊富というケースでは、その有効性は低い。
「支援型」:メンバーの意欲を高め、自律的・主体的に行動するように支援するスタイル。メンバーが明確化された業務を遂行している場合や、指揮命令系統が厳格な場合に効果が高くなる。
「参加型」:意思決定の際、メンバーと対話や議論をして、提案・提言を積極的に出し合い、合意形成をするスタイル。メンバーの能力や自立性が高く、課題解決意欲がある場合に有効。
「ステルス型」:メンバーの中に静かに存在し、個々のコミュニケーションによって状況や情報を把握する。個々に関わることによってその「リーダー自身のあり方」に対する共感を生む。そのことによってメンバーは自然に動機づけられ、組織の中で共感・共有を醸成していく。
2.リーダーシップとフォロワーシップ
1)リーダーシップとは、「メンバーへの影響力」を発揮すること。
フォロワーシップとは「リーダーへの自律的支援」「組織への主体的貢献」をすること。
2)フォロワーシップの機能
・上位機関を補佐する
・組織の方針など上位からの伝達をメンバーに翻訳して具体化させる
・上位の決定や活動指示に対し、提言する
3.フォロワーシップとリーダーシップの共存
全ての構成員に2つの機能が求められる。
4.組織を巻き込むリーダーシップ
(1)人が動くために
①「論理×感情×信頼」
②オトナを「その気」にさせるには
③「情報」「意味」「価値」の共有
(2)巻き込み力がある人の特徴
(3)自分の軸を持つ
業務外の講師への取次は対応しておりません。