想定する対象者
営業担当者、与信管理担当者
提供する価値・伝えたい事
与信管理を怠ると、ある日突然莫大な損害が降りかかってくる恐れがあります。与信管理の重要性を理解し、信用リスクを適切にコントロールすることが、営業担当者や与信管理担当者にとっては必須といえます。
本講座では、「与信管理」とはそもそもどのようなものかという基礎的な内容から、取引先企業の具体的な分析方法(定性分析と定量分析)といった、実践的な内容まで、与信管理ににまつわることを幅広くお伝えします。
定量分析では「決算書の読み方セミナー」で学んだ知識が土台となるため、同セミナーを受講した方が対象となります。
業務提携やM&Aを行う場合の相手先調査にも役立つ内容となっています。
内 容
<セミナー時間>
4時間程度
<人数>
10~60名
<特徴>
図を多用した分かりやすい研修
グループワークや発表等を多数取り入れた双方向の研修
<カリキュラム>
1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール
2.与信管理の基礎
(1)与信の意味、回収サイトと入金サイトの説明
(2)与信管理の重要性(貸倒れによる影響の考えるワーク)
(3)取引の全体像の把握方法についてのワーク
(4)与信金額の算出方法の説明
(5)手形の基礎知識"
3.企業分析
(1)企業分析の目的
(2)格付け制度
(3)定性情報についてのグループディスカッション
(4)定性情報の解説(事例を交えながら)
(5)自己資本比率の比較問題と解説
(6)流動比率の留意点に関する問題と解説
(7)総資産回転率を使った異常値発見ワーク
(8)回転期間分析の説明
(9)粉飾決算の問題
(10)発表と講師による解説
4.信用不安への備えと対応策
(1)債権保全
(2)緊急時の債権回収策"
5.実務で使えるウェブサイト
(1)実務で使えるウェブサイトの紹介
6.まとめ
(1)本日の振り返り
根拠・関連する活動歴
延べ100社以上の企業研修・セミナー講師経験
大手監査法人での監査経験
証券会社でのIPO審査経験
ベンチャー企業でのCFO実務経験
会計コンサルタントとしてのバックオフィス支援業務の経験
著書『決算書を読む技術』『決算書を使う技術』(共に、かんき出版)
連載『図解でわかる『決算書』の仕組み』(夕刊フジ)
業務外の講師への取次は対応しておりません。