安全衛生管理「ものづくり現場における『送り出し教育』教科書の必然性」

石川忠祐
いしかわただひろ

安全管理・労働災害

石川忠祐
いしかわただひろ

鉄工会社安全管理部 安全担当主査 海上自衛隊幹部OB(学校教官教務部幹事)「心の教育」アドバイザー
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想定する対象者

・建設業ほか、主にものづくり現場の職場リーダーの方を対象とした講話
・現場の災害、事故防止のための安全教育による意識改革を促す。
・「送り出し教育」は、現場の規律や現場のルールを教え説くだけでは不十分です。
・安全作業に必要な基本的知識として追加すべきは、チームで回す「P( i )DCAサイクル」であり、あるいは新「報・連・相」によるコミュニケーション能力の向上です。

提供する価値・伝えたい事

厚生労働省が推奨する「労働安全衛生マネジメントシステム」(OSHMS)は、事業者が労働者の協力の下に「計画(Plan)-実施(Do)-評価(Check)-改善(Act)」(PDCAサイクル)という一連の過程を定めて、継続的な安全衛生管理を自主的に進めることにより、労働災害の防止と労働者への健康増進などをを図ることを目的とした安全衛生管理の仕組みを提唱しています。
 しかし、この「PDCAサイクル」の回し方については、大抵は安全管理者・担当者だけが理解していて、現場リーダーや作業員がこのサイクルを理解しているとは限らない。この問題を起点に「送り出し教育」を見直し、安全の基本や、現場のルールに関する知識を主とした従来の教授法に加え、「PDCAサイクル」を社員間で如何に回すか、危機管理意識をどのように定着させるかなど、新たな方向性をもって意識改革に臨みます。

内 容

・元請け会社による「送り出し教育」のあり方について
・PowerPointを使用したプレゼン講義
・「P( i )DCAサイクル」を回せ。「P( i )DCAサイクル」シートを使った実習(グループワーク)

根拠・関連する活動歴

海上自衛隊 航空部隊勤務(航空機搭乗員)における航空安全の経験をベースに、一般企業の安全衛生管理を見つめ直しながらプレゼンします。

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