想定する対象者
介護関係者
提供する価値・伝えたい事
私達が何かを話してわかって欲しいと思っている時、先ず相手が本当に分かってくれる人なのか、信頼に足る人なのかを探ります。恐る恐るどうでも良い話をしながら様子を観察して、大丈夫そうだと感じた後で本当にしたい話を話し出すのです。
表面には現れにくい深層に在る本当の気持ちに気付けるようになるには、どのような聴き方が必要なのか、実際のやりとりワークで学んでいけるようにする予定です。
内 容
■深層の気持ちが言えない理由を考えてみましょう
①何故言えないのでしょうか
■自分の中に在る価値観に気付きましょう
① 自分のイメージ(価値観)で、善い事・悪い事(感情も)を出してみましょう
②上記の話が出た時、どのような気持ちが起こりますか?
③自分の価値観を絶対視していないか
④自分の苦手話に気付きましょう
⑤あなたの価値観が、相手に伝わってしまう
■介護している時に周囲の人に起こっている事を考えてみましょう
①身体の問題・心理状態は?
②何をわかって欲しいのか
③つらさ・苦しさの内容は?
④意味を問う不条理への問いの発現
■介護者の状態はどうなっていますか?
①自力で答えが見つけられない
②指示されたくないけれど、助けてほしい
③自分からは言わないけれど、察してほしい
④具体的な対処方法を知りたい
⑤身体疲労が基礎にあるので、小さな出来事でウツ状態になり易い
⑥基本的通常疲労➡2倍の深い疲労➡重積疲労
■介護されている人の状態も考えてみましょう
■どのように対応するか
①傾聴を超えた積極的・具体的関わり
②向き合うのではなく、同じ方向を見て伴走する同行人
③Open Question使用
④わかり易いレスポンス(表現豊かに)
⑤言いにくい内容は、聴き手が話しやすいように種まきをする
⑥聴き手の非言語のメッセージに敏感になること
⑦視点を転換する為に、無理強いではなく、ヒントを出してみる
⑧もう一人のその人になってくれる、冷静な誰かという存在
業務外の講師への取次は対応しておりません。