想定する対象者
子育てをしている男性社員(プレパパ〜)
共働き社員(男女共)
育休取得を考えている男性社員
提供する価値・伝えたい事
人生100年時代と言われるようになりました。
今では、仕事と家庭の両立は「女性の問題」だけでなく「男性」にとっても大きな課題になっています。
そうした中、家事育児の体制を家庭内で協力し合える安心な土台作りを行うことで、安心した働き方の実現につながっていきます。
家事育児のシェアの方法、男性が知らない両立の課題と解決方法について、ワークショップを通して自分で考えながら解決策を導き出していきます。
内 容
90〜180分(時間により内容調整)
※内容は例になります。実際は打ち合わせをしながら伝える内容を決めていきます。
①両立実体験
・パパとして仕事と家庭の両立で何が大変だったか
・どのような工夫をしたのか
・育休後の仕事の変化
②100年ライフに向けて、一人ひとりが実現させるワークライフインテグレーション
・100年ライフの訪れ
・有形資産と無形資産をそれぞれが築く
・WS→自分の持つコミュニティ資産を洗い出す
・社会の背景
・進む核家族化
・共働きが6割の社会
・「働きたい」「働かざるを得ない」の両輪から考える女性活躍
・国と会社にとって理想だった「専業家庭モデル」
・専業家庭が広まってきたのは50年台〜60年台。高度成長期。男性は農業などの第一次産業から第二次産業へと経済が移行。
工場や会社で働く男性が増えた。そのため、「出勤」ができるように専業家庭モデルを家庭の理想形として発信。
・企業にとっても家を守る専業主婦がいてくれることで、男性を長時間働かせることができるようになった。
・M字カーブ
・こうした背景から、女性の労働環境は整わず、出産を機にやめていく人が多い時代が長く続いた。
・フルタイム就労希望女性は出産後どんどん減っていき、子どもが中学に上がる頃には70%減もしているとのこと(内閣府調査)
・産後の女性の就業変化 2010年を境に、就業継続が増えている
→要因は女性の育児休業が珍しくなくなってきた。イクメンなどと言われるようになってきた。
・核家族化と専業家庭崩壊が男性の育児参加を必要としている
・孤育ての弊害
→他殺は0歳が多い
・「女性が働き続けられる問題」は「女性」の問題ではなく「妻」との悩み
→働きたい、働かざるを得ないはうちの話かも
→育児をしないパパは地域で孤立していく
保育園の送り迎えや幼稚園コミュニティ。小学校でもパパ会があるこのご時世。
「わが家は全部妻がやっていて問題ない」と思っているかもしれないけど、一歩地域に出ると居場所がない状態になりかねない
・男性育休はひとつの選択肢
・5%
→東京都内では、年間たったの5500人
→業界別%資料・情報通信、金融業が高い。
・育児休業取得日数
→5日未満/56.9% 1ヶ月未満/83.1%
・男性新入社員の8割が育休取得を希望
・取れない理由
・育休制度について解説(法令)
→育休は男性も法令に基づき取れる
→パパだけの特権・2回に分けて取得可能
→育休の取得タイプ 女性の身体の変化も合わせて
→パパ・ママ育休プラス
③両立のメリット(ワークライフインテグレーション)
・育休取得は目的ではない。取得したことにより変わる変化こそが重要
→インプット、アウトプット、アウトカム
・トレンドはイクボス
・イクメン企業アワードから見る、男性育休5つのメリット
・会社が従業員を大切にしているというメッセージ
・社員の帰属意識とモチベーションの向上
・協力し合える職場風土
・業務の見える化
・柔軟な対応ができるリーダー、管理職の養成
・パパ自身のメリットとは
・育児とは何かを考える
・お世話だけが育児じゃない
・仕事でも家庭でも重要な両立体勢づくり
①家事シェア体勢(共同の計画と実践)
→子育て家庭のストレスは家事育児の分担
②情報シェア体勢(育児情報の共有)
→情報格差がスキル格差と、主体性の欠如を招く
→仕事「自分がいないと仕事が進まない」状態からの離脱
③家族外シェア(家庭外との連携)
→チーム育児の体勢づくり
・家族にとってのメリット
・子どもとの関係性について
・家族のチーム化について
・パタハラとは
・男性も育休を取得しなすい風土を作ろう(アワードより)
・企業事例紹介(アワードより)
④ボトムアップで育休を取得するために必要なこと
・プレゼンシートの紹介
・上司、同僚、部下とのコミュニケーションを円滑に
・育休を「子どもがかわいかった」で終わらせないための家庭内マネジメント
・情報格差をなくす
・情報は自分から積極的に取りに行く
・夫婦それぞれの健康管理を徹底する→仕事のパフォーマンスや、突然の穴あけリスクを軽減
⑤パネルディスカッション
→両立に奮闘するパパの工夫
※実際に両立を上手にこなしている先輩社員に、業務の工夫やチーム内コミュニケーションの工夫などを聞く
⑥グループワーク
・パネルを受けて、男性の両立について
・ゲストの話しを聞いてどう感じたか。自分はどうだったか
・育休の取得や、仕事と家庭の両立についていま考えていることはなにか?
根拠・関連する活動歴
NPO法人tadaima!にて家事シェアについての研究・情報発信に8年携わる。
内閣府「男性の暮らし方・意識改革のための専門調査会」専門委員に選任。
講演講座実績・年間80回以上
業務外の講師への取次は対応しておりません。