想定する対象者
中小企業経営者や安全衛生管理者など
製造業に限らず安全衛生管理は企業の最重要課題の一つですが、水や空気のように、その重要性を普段から正しく認識しつつ管理することは大変です。多忙な業務の中で従業員の「やらされ感」を持たせず、リスクを下げるための策について提案します。
提供する価値・伝えたい事
どんな工場でも掲示されている「安全第一」というスローガンに異を唱える製造業は、ほぼ無いでしょう。しかし実際は人手不足の中、なかなか必要性を実感できない安全衛生管理のため地道な活動に経営資源を割くことは難しく、管理部署の要請に受け身で対応するような状況になりがちです。また間接部署でも多忙が続きメンタルヘルスの懸念を抱えつつ、相談窓口を作って終わり、という表面的な対応も散見されます。
全ての従業員が、安全衛生管理も日常業務やビジネス課題と同様に主体的に取り組めるような、体制づくりについて提言します。
内 容
・安全衛生は、仕事を増やす厄介者?
・どんな時でも安全第一?
・ハインリッヒの法則に対する誤解
・「予算がないから改善できない」は本当?
・「忍耐強い日本人」特有のリスク
・ビジネスはスピード勝負だが、安全衛生管理は「無理せず一歩ずつ」
根拠・関連する活動歴
外資系の日本支社2社で計8年、100~200人規模の工場の工場長や生産担当役員として従事。
外資系ゆえの厳しい利益志向の制約の中、海外工場のベストプラクティスも参考に、事故の削減、設備や業務プロセスの改善を主導。
また産業医と連携し、メンタル不調の社員への対応にも取り組んだ。
業務外の講師への取次は対応しておりません。