想定する対象者
経営者、管理職
提供する価値・伝えたい事
高齢化が進み、労働人口が激減していく中、中小企業の人材不足は絶望的な事態となっています。採用環境が厳しい現状下に、更に定着率が高い状況となれば、次世代を担う人材が育たず、企業経営が成り立たなくなります。そのためには従業員の定着率を上げることが重要で、より働きやすい職場環境づくりが急務となっています。
本セミナーでは、『働き方改革』が進み、従来の職場でのコミュニケーションが大きく変化していく中、経営者と社員、管理職と部下との新しい時代にふさわしい関係性を学び『働きやすい職場づくり」を実現することを目的とします。
内 容
①間違いだらけの職場コミュニケーション
・このくらいはわかるだろう、と察する力を部下にもとめてしまうことの弊害
・世代間ギャップを考えず、俺の時代はな・・・と我流を強要することの弊害
②今の若い世代が考えている働き方について
・飽食世代が持つ「欲がない人生」を知る
・ライフキャリアとジョブキャリアの違いを知り、今どきの人生観を理解する
③管理職が陥りがちな「自分=正義」の危険な図式
・大勢の前で「部下を叱咤激励」はただのパワハラとなってしまう危険性
・「赤提灯」で部下の本音を知ろうとしても、誰もついてこない
④傾聴の姿勢を持つ
・部下の気持ちに寄り添い「傾聴の大切さ」を知り、知・情・意を捉える
・答えを押し付けるのではなく、意思決定ができるよう働きかける
⑤ケーススタディ、ロールプレイを通じて、相談の重要性を理解する
・起こりがちな事例を検証し、どのように対応するべきかを検討する
・ロールプレイを行い、成果を肌で感じてもらう
⑥職場定着率を向上させるマネジメントを知る
・モチベーションを上げ、労働生産性を上げる
・職場環境の改善で定着率を上げ、強い組織を作る
根拠・関連する活動歴
人材ビジネスに15年強携わり、多くの求人企業、求職者をサポートする。転職を考えるきっかけは、待遇面や企業の将来性も大きいが、職場環境への不満や上司とのコミュニケーション不足もかなり大きいことがわかる。
転職すれば問題が解決する訳では決してなく、むしろコミュニケーションの機会を増やすだけで、大きく問題改善へ向かうことが実証されている。国が推進するキャリアコンサルタント制度導入も、職場定着、労働生産性向上が大きな目的となっている。
国家資格キャリアコンサルタント
業務外の講師への取次は対応しておりません。