想定する対象者
大人になっても園児たちが幸せでいられるように育てたいと願っている、幼児教育従事者
「ほめて伸ばす」というのは非常に有効な教育手段であり、これは学生や社会人になっても同様です。
官民問わず、近年の社会人には「自己肯定感」が不足しているように感じられます。そのため正当に自信を持っていなかったり、挫折に対して柔軟に対応できないことが出てきています。
幼年時から充分にほめられて育った人は成人後も適切な自己肯定ができるようになります。このことを幼児教育に従事する方々にはあらためてご理解いただくことが必要です。
提供する価値・伝えたい事
1.こどもたちが社会に自立して地域で活躍できる社会人になるため、ソーシャルスキルを身につけさせる発想と技術の基本を共有する
2.「ほめて伸ばす」成長促進を実現するためのメソッドを日常業務にも導入するきっかけとする
「ほめて伸ばす」というのは非常によい教育手法です。しかし方向性ややり方を誤ると効果を発揮しません。むしろマイナスの結果をもたらすことが危惧されます。しっかりほめてこどもたちに将来役立つようなソーシャルスキルを身につけさせるための基本知識を共有します。
内 容
●講義・チーム討議「ソーシャルスキルを身につける」
1.「ソーシャルスキル」とは
①自分が困らない力
②相手を困らせない力
③みんなが困らない力
2.ソーシャルスキルが求められる背景
①複雑化・多様化
②情報化・平準化
③さびしさを抱える社会
3.ソーシャルスキルの身につけ方
①誰もができるブラッシュアップ
②コミュニケーションの前提
③納得がある改良
●講義・チーム討議「成長を促す類型」
1.「成長する」とはどういうことか
①よいところを伸ばす
②悪いところをなくす
③できること、わかることが増える
2.成長しないまま社会に出てしまうことの弊害
①無駄な損をする
②無用なストレスに悩む
③無為な努力を強いられる
3.成長は誰が促すのか
①指導者
②仲間
③社会環境
●講義・チーム討議「ほめ方を磨く」
1.モデルを示す
①やってみせ 言うてきかせて させてみる
②M―PDCAサイクル
③誰が見てもわかるモデル
2.評価をグタイテキに
①グタイテキ
②ぼやかさない
③公平と平等の違い
3.評価がぶれないということと臨機応変のバランス
●まとめ
業務外の講師への取次は対応しておりません。