想定する対象者
阪神大震災で十数カ所の被災地をまわり、自らも被災者である松本がすべて経験から語る言葉は、
受講者から「書籍からは学べない」と言われる内容です。
提供する価値・伝えたい事
「未来は必ず変えることができる」
このことを、私の体験からお伝えしていきます。
内 容
・イメージを膨らませる
「この言葉を投げかけたら、相手はどう思うだろうか」を突き詰めて考えてみる。
・前向きな言葉、丁寧な言葉を使う
「震災を体験した子どもは、きっと強い人間になる」
避難所になった西宮市立大社小学校の校長が語った言葉。
・誰かを責めない
役場とのやりとりはボランティアリーダー個人の携帯。通話料は数万円はすべて個人負担。それでも「これで人が助かるなら、仕方がない」
・誰もが一生懸命
「役所のひと達も、一生懸命やっているんや!」仮設住宅の割り振り説明会で役所の人間に怒号と罵倒の嵐。それを諫めた一言。
・絆を深める
「私にできることは、これくらいしかありませんから」そう言って定期的に避難所を周り、無償でケアを施した鍼灸師。あれから16年。現在、鍼灸院に通う患者の多くは、当時の被災者。
・プロとしての意識
ボランティアで被災地を訪れた名古屋のピエロ。子どもだけでなく大人までもがピエロの訪問を喜んでくれた。「夢を与えるのがピエロ。だから人の前では水すら飲みません」
・力を合わせる
「次はあんたが引っ越しする番やからな」仮設住宅が当選した人の引っ越しは、被災者がみんなで手伝う。一人一人と避難所から退去していくことが、喜びに繋がる。
・発言する勇気を持つ
避難所である小学校職員の対応に一部の被災者が怒りをぶちまけた。その時、一人の女性が言った。「学校は子ども達のもの。私たちは貸してもらっているのだから、学校側に協力しましょう」
・自立する
被災者のリーダーが提案した「避難所である学校のトイレ掃除は自分たちがやる」
・約束をする
避難所である学校側からすればやがては邪魔者でしかなくなっていく被災者。その被災者の不安はいつまで避難所にいれるか。その不安を察して、校長先生が被災者に約束をした。「ここに避難された方は、最後のお一人になるまで、学校にいていただきます」
・くだらない憶測は言わないようにする
「仮設住宅に住んでいる人たちは家賃が要らないため、恵まれている」そんな心ない一言で、仮設住宅に住む子ども達がいじめにあう。
・存在感で答える
・その人の一日を決める人になりなさい
・いつも人生に参加していなさい
・可能性を考える
・大きな視点で考える
業務外の講師への取次は対応しておりません。