想定する対象者
・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
提供する価値・伝えたい事
組合役員として、得意先との間であれ、労使間であれ、意見が合わに交渉が難航することは頻繁にあります。力づくで抑え込もうとすると必ず不満感情が残り、長期的に良い関係を築くことができません。交渉や折衝を成立させるためには、相互の立場と利害を理解し、一致させるために何ができるか?を考えながら、感情にも配慮しながら進めていく必要があります。立場は対立していても、利害まで対立しているとは限りません。交渉の中では、立場や意見の裏にある「本当の理由」「判断基準」を訊きだすことが必要です。
内 容
1.立場と利害の違いを理解する
・立場は対立するが利害まで対立しているとは限らない
・A×Bの状態でどうするか?
・一致する利害を理解する「家賃交渉」ワーク
2.感情の仕組みを理解して「聞く姿勢」をあげてもらう
・人が話を聞くために必要な要素
・感情的になっている状態で理論は通じない
・不満感情の仕組みを理解して交渉に活かす
3.意見の裏に存在する判断基準を明確にする
・複数の意見からよいものを選んでみる
・選んだ理由を明らかにする
・判断基準だけを討議する
4.同じ基準で意見を評価する重要性
・基準が異なる状態でもめていないか?
・評価基準表を作成して客観的に観る
・評価された意見に対する合意度
根拠・関連する活動歴
個人ワーク・グループワーク・ディスカッションなどアクティビティ重視!のオンライン研修です。
業務外の講師への取次は対応しておりません。