経営者並びに経営幹部のための
2時間でわかる管理会計のポイント

臼井冬彦
うすいふゆひこ

経営戦略・事業計画

臼井冬彦
うすいふゆひこ

北海道大学観光学高等研究センター 客員教授 臼井事務所 代表
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想定する対象者

・中小企業を経営されている経営者

・規模・業種に関わらず、会社の中で事業責任を持たれている幹部社員

・新規事業の企画立案者

・新商品開発・設計をされておられる技術者

・起業を考えておられる方

提供する価値・伝えたい事

会社の経営をされている方、事業運営を担われている方々の中で、「自分はどちらかといえば、外向きの営業・マーケティング的な分野が得意だから、数字管理のところは財務部門(経理)や税理士さん、会計士さんにお任せしています」と言われる方が多くおられます。

これは、会計に関する基本的な考え方に誤解があるからです。会計=財務会計と思い込んでおられ、経営者にとって重要な管理会計の考え方や手法に気付かれていないからです。

これらの人達並びに新規事業を企画する立場の人、新商品を開発される方など、会計を専門としない人達にとって、管理会計的な考え方の重要性とその具体的な応用の仕方を伝えます。

最低限の会計用語と知識を含め、2時間の中で、管理会計のエッセンスと、その展開の仕方を学ぶことで、その後の経営手法、収益管理の進め方、商品・製品の目標価格決定方法、コスト管理手法に劇的な変化が起きるはずです。

内 容

・最初に財務会計と管理会計の違いを説明します。誰のための会計、何を目指す会計なのかを理解することで、経営者にとって、管理会計の理解が極めて重要だと理解します。

・管理会計を行う上での最低限の会計用語を学びます。全部で4つほどの用語の理解です。

・小学校の算数レベルの数式をもとにしたモデル(事例)をもとに、管理会計のエッセンスを学びます。

・ビジネスの現実的な環境を設定した中で、管理会計的に経営者が何を検討しなければならないかを4つのパターンから考えながら計算を行うことで、管理会計の現場での実践手法を学びます。

・これらを踏まえ、もう一度、管理会計の目指すところ、それが経営者・事業運営者にとって、日々の経営手法となることを確認してもらいます。そのうえで、お題目のように唱える3-4つの言葉で行える管理会計に基づく経営者マインドを意識してもらいます。

・最後に、参考としてのキャッシュフロー管理の重要性について、概説します。

根拠・関連する活動歴

私自身が、もともと企画、マーケティング畑で育ち、会計に対する不得意意識がありました。それが、シリコンバレーのスタートアップ会社に関わるで、投資家の立場だけでなく、財務担当者として、会計全般を見ることになりました。この会社では、米国NASDAQ市場への上場寸前までCFO(最高財務責任者)を務めました。当初、必死に会社の基礎となる財務会計をこなしていましたが、経営幹部としては、管理会計がより重要であることを痛感するようになりました。

 それと同時に、会計を自分なりに学ぶ中で、実際の会計の教科書、さらには会計の学びの場では、そのほとんどの時間が財務会計の理解に使われていることも気づきました。このことが、会計に対する一種の誤解が生じていることも理解できるようになりました。

 これらの経験をもとに、私自身が会社を経営していた時も、常に管理会計の観点から会社の事業運営(売り上げ目標の設定、人員採用、コスト計画から、月次の予算管理まで)を行っていました。その結果、売り上げの拡大も達成しましたが、それ以上の収益構造の改善と数倍の営業利益を生み出せる会社に改革することができました。

 そのエッセンスを2時間の中で、皆さんにも理解していただけるように設計した内容となっています。

 ここ10年間、地域のスモールビジネスを担われている中小事業者の方、地域で企業を計画されている方々に、このエッセンスを伝える中で、内容的により分かりやすいものにブラッシュアップしてきました。すでに数十回の研修の実績のある内容であり、受講者の方々に好評をいただいています。

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