想定する対象者

新入社員、若手層、中堅層、リーダー層、女性の多い職場
窓口業務層、接客業務層、PTA保護者
防犯力の向上に関する取り組みを行いたいと考えている方
護身術の可能性についてもっと知りたい方

提供する価値・伝えたい事

■はじめに
　海外の性暴力サバイバー自助サイトに、「あなたが生き延びるためにしたこと・しなかったことは、あなたの価値を何一つ損ないません」と書かれてあります。
　私はこの視点をとても大切にしています。そもそも性暴力が横行している社会や加害者側の問題であり、被害に遭われた方は何一つ間違っておらず、また、誰からも責められるものではありません。
　護身術の目的は相手を倒すことではなく、自分自身や、身近な人の「心と身体」を守る術を身につけることです。
　本講座は、護身術のハードルを高く感じている方にこそお伝えしていきたいと考えています。

■よくあるお悩み・ニーズ
　不審者対応マニュアルの作成等、セキュリティ強化に関する具体的な取り組みをしたい
　犯罪を寄せ付けない職場づくりについて知りたい
　防犯グッズや身近にある物の効果的な活用方法について知りたい

■研修内容・特徴
　本研修では、護身術とは何かといった基本知識をおさえながら、実際にいざという時に使える護身術を学んでいただき、「犯人を寄せ付けない立ち居振る舞い」、「セキュリティが高く社員が働きやすい職場のあり方」について学び、考えていただきます。
　実際に起こった犯罪やその対応方法等、経験に基づく「リアルなケーススタディ」も好評です。

■到達目標
①護身術についての基本的な知識を知る
②犯人に狙われやすい人・職場について知る
③いますぐ使える護身技を身につける
④犯人の本音を知り、防犯力の高い環境を整備するためのポイントを理解する
⑤セキュリティ強化のための具体的な取り組みを考え、明日からの実践につなげる
など
※オンライン開催も可能です。
※元消防士（パートナー）による「防災・減災研修」も同時開催することも可能です。

内　容

（例）
１護身術とは
２いますぐ使える護身術（実技）
３防犯グッズや身近にある物の効果的な活用法（実演）
４犯人を寄せ付けない職場づくりのポイント
５不審者対応訓練（実演）
６いざというときに備えたケーススタディ
６質疑応答
など

根拠・関連する活動歴

【経歴と実績】
・警察官としてのキャリア

　京都府での約16年間、柔道や逮捕術などを累計3,000人の警察官に指導し、実践的な技術を提供。現場で即対応できるスキルと人間心理を用いた安全意識を育成。柔道五段。
・護身術講師としての活動
　企業、医療機関、教育機関、福祉施設など、累計100団体に対して護身術・防犯指導を実施。職場や地域社会での安全性向上に寄与。

【研修実績】
　東京都豊島区、千葉県船橋市、名古屋市立守山西中学校　など
【メディア】
　朝日新聞　「護身術、笑顔で美しく、急所攻撃」(2022/07/30)