想定する対象者
労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
提供する価値・伝えたい事
労働組合の目的は「組合員の経済的社会的地位の維持向上」です。しかしながら、右肩上がりの経済成長が期待できない今、金銭的メリットを常に提供し続けることはできませんし、労働環境が改善されても組合存在意義認識されない、組合役員の成り手がいない・・・などなど厳しい状況かも知れないですが、労働組合には、現代日本を元気にするために必要不可欠な、大切な役割があります!
内 容
1. 現代日本におけるモチベーションを理解する
(高度経済成長期のリーダーシップと、現代日本のフォロワーシップの違い)
*時間目安10分~90分
かつての日本、高度経済成長期の日本におけるリーダーシップは、
「俺の背中についてこい」という体育会系リーダーシップでした。
「より良い生活がしたい」「幸せになりたい」
多くの人がこのことを「生きる目的、ゴール」とし、家族のために一生懸命働くことが、共通の価値観であった時代、そして、「頑張れば報われる」と信じられた高度経済成長期においては、体育会系リーダーシップが最も合理的だったのです。
その価値観はなぜ変化してきたのか。
現代日本における私たちは、何を求めているのか。
どうすればモチベーションはあがるのか。
わかりやすい「モチベーション理論」に基づき、人間の欲求を学び、「なぜ組合員は動かなかったのか」「これからの組合が果たすべき役割は何なのか」が明快に理解できる内容です。
2. 組合員のモチベーションを引き出すために必要なコミュニケーションとは
*時間目安60分~120分
なぜ、「傾聴」は大切なのか。
それは、「傾聴」こそが、組合員が心の中で真に求めている承認欲求を満たし、
信頼関係を築くことができるコミュニケーションだからなのです。
「自分をわかってくれている」「自分を認めてくれている」
組合との関わりの中で、自分の心が求めているものを満たしてくれる「価値」を見出すことができたとしたら、それはモチベーションの向上に直結します。
それでも、聴けない人が多い。聴いているつもりで聴けてない人はもっと多い。
「聴けない理由」が明快に理解でき、「コミュニケーションの妨げとなるおきまりの12のパターン」を乗り越えて、多くの組合員を笑顔にすることができる「身近な理解者」「成幸者(幸せを成す人)」になるための内容です。
3. 組合員が自ら行動を変えてくれる伝え方とは
*時間目安20分~90分
「伝える」というコミュニケーションは相手をうまく動かすことではなく、自発的に協力したくなるように働きかけることです。成功者(成幸者)の共通点は唯一、「並外れて協力者が多い」ものです。
自分の中の「真に素直な感情」とは何か。
あなたの伝えている内容は、本当に「自己開示」「自己主張」なのか。
組合員が気持ちよく行動を変えてくれる「伝え方」とは何か。
組合員がドンドン協力者となり、組合員も自分も幸せになっていく「伝え方」を習得していく内容です
根拠・関連する活動歴
信託銀行の労働組合委員長として、多くの組合員の悩みや不安に寄り添ってきました。
職場における人間関係のトラブル解消のためには、もちろん非組合員(上司・先輩)の行動・意識の改善も必要だったのですが、組合員のマインドをほんの少し変えるだけで関係性が一気に改善し、上司も組合員もハッピーになれるという事例がいくつもあったのです。
職場における人間関係・ハラスメントトラブルについては、どうしてもマネジメントばかりが改善の対象となりがちですが、部下・若手のマインドもチェンジすることにより上司も部下もハッピーになれる研修プログラムを作成いたしました。
数多くの企業様から
「離職率が減った」
「メンタルダウンが減った」
「組織が活性化され業績があがった」
「お客様から感謝の声が増えた」
との声をいただく、大好評のプログラムです!
業務外の講師への取次は対応しておりません。