想定する対象者
障がいあるいは病気をもつ子ども(以下、同胞)の兄弟姉妹(以下、きょうだい児)をもつ親御さん。また、きょうだい児に関わる機会の多い方。
提供する価値・伝えたい事
きょうだい児として育った経験や、障がい児やきょうだい児の支援に携わってきた小児科医としての経験、そして子どもの心を言葉で表現できる作家としての経験をもとに、きょうだい児の心の育て方をお伝えしたい。豊かな心を育んでもらったきょうだい児は、将来大人になった時に社会と家庭で大きな役割を果たします。社会では、さまざまな人々の個性/違いを認め、お互いに協力し合うことができる人材として活躍します。また家庭では、親なき後も障がいあるいは病気をもつ同胞とともに支え合いながら人生を全うすることができるようになるでしょう。
内 容
障がいあるいは病気をもつ子どもの兄弟姉妹(以下、きょうだい児)の心の育て方を伝えたい。きょうだい児は大人へと成長すると、家庭と社会で大きな役割を果たします。そんなきょうだい児は、同胞の障がいを通してさまざまな悩みを抱えながら生活するうちに、心が不安定になりうまく生活できなくなることがあるのです。きょうだい児として育ち、小児科医・作家として子どもの心を理解する湯浅だからこそ伝えられるものがあります。
根拠・関連する活動歴
小児科医(2021年11月現在:日本小児科学会専門医、小児神経専門医、てんかん専門医)として、障がい児やきょうだい児を含めた子どもの心のケアをおこなっている。また、きょうだい支援のための絵本「みんなとおなじくできないよ 障がいのあるおとうととボクのはなし」(日本図書センター)を代表作としてもつ作家としての活動もおこなっている。
活動例「障がいのある子どもの支援について〜きょうだい児の視点から考える〜」/千葉県夷隅地区自立支援協議会児童支援部会(2021.9.22)※講演会のYoutube動画:https://youtu.be/XhbEpfA7C18
業務外の講師への取次は対応しておりません。