想定する対象者
中小企業の経営者・経営幹部
・赤字か黒字かを確認するだけで、何をどう分析したらよいかわからない。
・データを活かした経営で業績を向上させたいが、何から取り組めばよいかわからない。
・現場の社員に数字に基づいて指示を出したいが、基準が分からず悩んでいる。
提供する価値・伝えたい事
・決算書や試算表を経営判断に活かし、経営改善につなげる具体的な方法がわかります。
・視覚を利用したブロック図で自社の利益構造を理解でき、改善の方向性を考えることができます。
・数字と図解で経営幹部や社員を巻き込んで、事業計画と打ち手の検討ができるようになります。
・前年比110%とはいわずに、何を基準に現場で行動をすべきかを示す“KPI”の立て方がわかり、本当の意味でのPDCAサイクルを構築することができます。
・数字を活かしながら、経営改善を組織的に行うためのポイントを持って帰っていただきます。
内 容
普段使用している決算書や試算表は、外部に公表するためには有用ですが、経営者の意思決定には役に立ちません。
この決算書や試算表にひと工夫を加えてビジュアル化することによって、経営者の疑問に答え、利益アップにつながる“宝の地図”に変えることができます。
決算書を経営に活かし、利益が出る経営の“しくみ”を作りませんか。
1.決算書を宝の地図にする方法
1)決算書を眺めていても業績はよくならない
2)誰でも理解できるように決算書をビジュアル化する方法
3)利益を出すには?4つのルートと事例
【事例:決算書の図解を活用して、利益が5倍になった飲食店】
4)資金繰りが滞る原因になる3つの落とし穴【売掛・買掛金】【在庫】【固定資産】
2.自社の決算書で体感!お宝(利益)を2倍にするシミュレーション
1)4つのルートを具体的に考えてみるワーク【ワーク】
2)短期的・中期的な打ち手と優先順位の付け方
3)打ち手を社内で共有し検討する場合のポイント
3.会社の取組みを数字とリンクさせるPDCAサイクルのつくりかた
1)経営判断に重要な数字と社員に指示が出しやすくなる現場の数字をおさえる
2)自社の戦略に沿った追うべき数字“KPI”のつくりかた【ワーク】
3)成果を次々に生む月次会議のポイント
【事例:PDCAサイクルを構築して利益が倍増した老人デイ・サービス事業】
自社の決算書を用いたワークを交え、実際に数字に基づいた“改善策”を考え、“あとはやってみるだけ”になるようにご案内いたします。会社の取組みと数字をリンクさせ、まるで車のナビゲーションシステムのように活用できるような仕組みづくりを解説します。
オンライン開催可能
根拠・関連する活動歴
担当クライアントの倒産未遂事件から、税務と会計だけでは中小企業を救えない、数字としっかり向き合う支援と改善の習慣が必要だと気付いたことが転機となり、戦略策定とマーケティングを織り交ぜた現場の改善につながる未来会計をクライアントに展開しています。具体的には、翌月10日の月次決算で数字を見るだけでなく、1か月の活動を振り返ることにより、現実的なPDCAサイクルを構築しています。クライアントの8割で業績向上効果が見られました。
2017年から大阪市の中小企業支援団体である大阪産業創造館にて資金繰りの基礎・経営者目線の決算書の読み方活かし方セミナーの講師を担当し、満足度95%超の記録を更新中です。もやもやとした不安感が危機感に変わり、やることが明確になった、できることが見つかった、なんとかなりそうだと定評を受けています。
業務外の講師への取次は対応しておりません。